サンドにおけるクリームチーズの役割

ベーグルサンドにクリームチーズは欠かせません。
おいしさのため、断面を綺麗にするために。

皆さま、店主の茶野です。
サンド作りの基本として、ベーグルに塗るクリームチーズの役割についてのお話しです。

ベーグルサンドを作る時のクリームチーズの役割は、4つあります。

 

1.ベーグルを水分から守る!
まずは、ベーグルが水分でべちゃべちゃな食感にならないために、クリームチーズで油膜を作ります。
基本的には上下のベーグル面に塗ります。

 

2.食材を固定する!
もう一つの役割は、ベーグルと食材をくっつける「のり」のような役割があります。
少量のクリームチーズが塗ってあることで、レタスやトマトなどのカット時に動きやすい食材を固定してくれます。

 

3.しっとり感を出す!
ベーグル食べた時に、飲み物がないとつらいってなったことありませんか?
生地量が多いベーグルに水分少な目の食材をサンドする時に、クリームチーズを塗るとしっとり感が増して食べやすいです。

 

4.美味しさを引き立てる!
ベーグルとクリームチーズは最強の組み合わせです。
ベーグルのもちもちさと、それを引き立てるクリームチーズの味わいは欠かせません。

 

クリームチーズは、常温に戻す場合と、直前まで冷蔵して硬くしておいた方が良い場合とに分かれます。
水分防止や食材固定の場合は、常温に戻した方が塗りやすい。
一方、カットしてサンドの断面を綺麗に見せたい場合は、直前まで冷やしておいてください。