ほっとひといき、
クッキーとビスケット。
イギリスとアメリカで出会ったおいしさを再現します。
皆さま、店主の茶野です。
朝晩ぐっと寒くなりましたね。
こんな時期は、あっかたい飲み物と一緒にほっとひといき。
今週12/8(火)~12/12(土)
「イギリスとアメリカで出会った味わい、クッキー&ビスケットを楽しむ週」
かりっ、
ザクッ、
サクッ、
ぽりっ。
クッキーの食感も色々とあります。
手作りならではの食感を楽しむクッキーやビスケットの週です。
シンプルなクッキーやビスケットほど、材料や作り方のちょっとした違いが美味しさにつながります。
皆さまを笑顔にできるように、時間をかけて丁寧に作っています。
私がクッキーやビスケットが大好きになったのは、イギリスに留学したことがきっかけ。
イギリスで紅茶に浸して食べるRich Tea ビスケットやショートブレッド。
スーパー独自のブランド名でクッキーやビスケットを展開していて気軽に買えたし、制覇するのが楽しみでした。
家族で住んでいた頃に慣れ親しんだチョコレートやピーナッツバター入りの甘いクッキーと違う。
アッサム、アールグレー、ダージリンなど紅茶を楽しむための素朴で小麦粉の味がしっかりするクッキー。
奮発してF&MやHarrodsでは、紅茶とセットでクッキー缶を選んでおみやげにするのも楽しみでした。
社会人になる前のそんなイギリスでの留学時代を思い出しながら、今回のクッキー週のラインナップを決めました。
●ショートブレッド
バターの香りがたまらない。
私にとってショートブレッドは、懐かしい冬のイギリスの思い出。
イギリス留学中に、初めて食べたショートブレッドに感激。
なんておいしいんだろうと。
毎日食べていたなー。
イギリスならではの、スーパーに売っているようなアッサムにミルクを入れたミルクティーに最高に合うんです。
ちょっとパサつく感じなのは、紅茶と楽しむことが前提だから。
ダージリンとか、コーヒーとかじゃなくて、アッサムのミルクティーに合わせて食べて欲しい。
サクッ。
重たすぎず、軽すぎない、毎日食べれるショートブレッドです。
●キャラメルビスケット
ここらでひといき。
コーヒーや紅茶によく合う、冬に食べたいビスケット。
キャラメル味のビスケットです。
自家製キャラメルシロップが生地に入っていて、シナモンも効かせちゃいました。
イギリスでね、こういうシナモン効いたビスケットに出会ってよく食べていたんです。
薄目のビスケットでシナモンやジンジャーが効いていると、素通りできない私。
ぽりっ。
●ブラックチョコチップクッキー
ビターに生地に甘いチョコとの組み合わせ、冬です。
アメリカンクッキーっていったらこれでしょ。
チョコチップクッキー。
型なんていらない。
手でコロコロ丸めて天板において、焼く。
このダイナミックさがいい。
アメリカのカフェで食べるチョコチップクッキーは手のひらサイズででかっ。
食べやすいように一口サイズにしました。
生地にヴァローナ社のカカオを入れてブラック。
中に入れるチョコは、定番のチョコチップクッキーに比べて1.3倍以上。
かりっ。
●ふすまのビスケット
歩きながら食べれる。
朝食代わりにもなるビスケット。
このビスケットもやはりイギリスで食べたダイジェスティブクッキーが基。
ショートブレッド同様に、感動したダイジェスティブクッキー。
ダイジェスティブクッキーは健康的なのに、チョコレートがかかっているバージョンもあって、それもまた美味しいんです。
日本に帰った後、自分で色々アレンジして作りました。
ひまわりの種やレーズン、くるみやアーモンドを刻んで入れたり。
はちみつを使ったり。
朝ごはんに食べるシリアルの代わりに、歩きながら食べれる朝食になる。
このビスケットはシンプルに、「ふすま」という小麦粉の皮の部分を使います。
決して派手でないのに、なぜかやみつきになる。
そんなビスケットです。
●マロングラッセのガレットブルトンヌ
サクサクの食感とバターの豊かさが止まらない。
「ガレット」は平たくて丸いお菓子の総称。
「ブルトンヌ」はブルターニュ風という意味です。
ブルターニュは酪農が盛んで美味しい乳製品の産地。
ガレットブルトンヌを見かけると絶対買ってしまいます。
ある時、この厚焼きをもっと厚くして焼いたらどうなるんだろうと。
やってみたらおいしい。
厚さがあるので、さらにコクがあり、食感も崩れるように。
さらにマロングラッセも入れて、贅沢仕様にしちゃいました。
以上が今週のクッキー&ビスケットのお話。
ここで止めとけないのがベーグルカンパニー。
紅茶やコーヒーに合う一口サイズのおやつというくくりから、さらに2種類のおやつを作ってしまいます。
●クロッカン
ナッツ好きにはたまらない。
フランス語でカリカリとした、という意味のクロッカン。
食感を表す言葉がそのままお菓子になっています。
ヘーゼルナッツ、アーモンド、くるみと卵白ベースの生地。
今回は、白い生地、キャラメル色の生地、チョコ生地の3種類の生地とナッツの組み合わせが一袋に入っています。
まさしくカリッ、ガリッ。
●黒糖くるみ
罪悪感ないおやつ。
止まらないってのは、このこと。
この黒糖くるみは、コクのある味わいなので、濃いめのコーヒーにぴったり。
本黒糖を煮詰めて、ここねというタイミングでくるみを入れてコーティング。
数秒でも前後するとダメなんですよね。
早すぎると味が薄くて、黒糖が残ってしまう。
遅いとくるみが全部コーテイングされない。
うちのスタッフAKIが何年もかけて習得した渾身の黒糖くるみです。
皆さまと今週はクッキー&ビスケットで笑顔にできますように!
クッキー類は1か月程度お日保ちがするので、ぜひぜひ。
11/25(水)~12/26(土)
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