青梅ベーグル、成形時に一番時間かけて作っています。
皆さま、店主の茶野です。
今月の「森島さんちのまじめな梅フェア」の青梅ベーグル食べてくれました?
青梅の味が濃いと思いませんか?
でもこのベーグルたちは、
作り手泣かせー!
青梅のような、水分の多い果物系は、焼いて生地の中身が高温になるとベーグルと突き破って噴出してしまうんです。
その吹き出し方がひどい!
この青梅ですが、甘露煮にしています。
以前は青梅ジャムにしていた時代がありましたが、さらに漏れていました。
少しでも果肉を使えば漏れないのでは、ということで甘露煮にして巻き込みます。
青梅と砂糖だけで作っていて、他に何にも入れていないので、加熱されると一気に緩んで水分が飛び出します。
さらに成形時に、普通のベーグルの5倍ほどの手間をかけて念入りに奥行きを出して成形しています。
先月の大人のチョコレートベーグルのクーベルチュール巻き込みも、同じ感じで成形に慎重さが求められてました。
やっと難しい成形が終わったーと思いきや、今月もではないですか。。。
思い出せば、毎年この時期になると青梅ベーグルにてこずり、悲鳴をあげています。
森島さんが丹精込めて作ってくれた青梅だから、皆さんに食べて欲しくてベーグルを作っています。
私たちも仕込み中に一番気を使って作っています。
森島さんと私たちの渾身?の青梅ベーグル、ぜひ食べてくださいね!!