西尾商店×ベーグルカンパニー「削り節フェア」、こだわったのは削り節の厚さ!

削り節の厚さで、味わいの印象が変わるんです!

皆さま、店主の茶野です。

今月の、西尾商店×ベーグルカンパニー「削り節フェア」の商品、食べていただけましたか?

今回の削り節ベーグルやサンドを作るにあたり、こだわったことの一つは、

 


「削り節の厚さ」です。

食べてくれたお客さまのコメントです。
「食べる前の削り節の香ばしい香り、食べてから口の中に広がる香ばしい香り、味はもちろん美味しかったですが、「香ばしい香り」に尽きるほど香りで楽しませていただきました(^o^)これもまたリピート必至であります(^_^)ゞ」。

削り節の厚さによって、先ほどのお客さまのコメントである「香ばしい香り」が、若干ですが明らかに違うんです。

先月試作するにあたり、西尾さんにベーグルに合う厚さに削って欲しいと相談すると、何種類かの厚さのものを送ってくれました。

削り節をたくさんサンドしたいので、あまり薄いと一体化してしまい、噛み応えよりくちゃくちゃしてしまうのが残念。
他方、厚いと噛み応えはあるものの、味の持続が弱まる。

削り節が厚いと鼻から抜ける香りが短くなるなんて、そんなことあるのか?
厚いから、噛んでいるうちに味も香りも強くなるのではないか?
思っていたことと反対のことが。
スタッフにも試食してもらい感想を聞くと、同じことを言います。

西尾さんに聞いてみると、
花かつおは薄いほうが口溶けが良いために香りが強く出たんだと思います。 厚みで香りが違うなんて、なかなか、面白いですね!」
との返答。

数種類の厚さを食べ比べてみたからわかったこと。
同じ削り節の商品を、厚さによる食べ比べなんてできないじゃないですか。
厚さにこだわり、より香りが強くでるほうを選べたから、自信をもってベーグルを作ることができました。

でも試作と試食は辛かったです。。。
ひとつの商品に対して、まず「かつお節」か「いわし削り」か。
そして、「かつお節」の厚さを3パターン、「いわし削り」の厚さを3パターンを食べ比べる。
それをベーグル3種類、サンド3種類でやるわけです。
試食の数が多いと、あれこれ考えるより直感や第1印象で決めます。
もう単純に「こっちのほうが好き」という感じです。

たくさんの組み合わせの中、
たくさんの削り節の厚さの中、
これが一番好き!という直感で決めた今のラインナップ。

ぜひ皆さんを笑顔に、元気に、健康に出来たらと願って作っています。