濃厚な生ハムとワインとのマリアージュ

市場で出回らない希少な生ハムに合わせるワインとは?

皆さま、店主の茶野です。
髙橋さんの希少な生ハム。
じっくりゆっくり楽しむには、ワインがあればです。

 

生ハムとワインは相性が良いです。
両方とも熟成しているという共通点があります。
良い生ハムは、口に入れた瞬間にまろやかな脂が舌の上で溶け、バランスのとれた塩気と旨味が口の中いっぱいに広がります。
ワインを飲んだ時の感動と似ています。

 

生ハムは幅広いワインと合わせることができます。
赤でも白でもOK。

 

マリアージュを考えるポイントは、

●生ハムと同調できるまろやかさ
●ボリュームは重すぎないもの
●酸のあまり強くないもの
●生ハムの塩気を引き立たせるような優しい甘みを持つ

 

髙橋さんの生ハムは、スライスも厚く、肉の風味、凝縮した旨味、塩味、こだわりの脂の甘味がしっかりしています。
その味わいから、シニアソムリエである私が、個人的な好みでワインとのマリアージュを考えてみました。

 

 

 

【ロゼのスパークリングワイン】

発泡しているので生ハムの脂を爽やかにしていれます。
そしてロゼなので、豚肉のコクにも合います。
なんたって、ロゼの色あいは食卓を華やかに演出してくれます。

 

【ほどよい果実味のあるまろやかな赤ワイン】

コートドゥローヌの軽めの赤、
サンテミリオン地区の柔らかなメルロー種主体の赤ワイン
スペインの赤ワイン
イタリアンの軽めの赤キャンティなど。

お料理とワインとのマリアージュに、一定のルールみたいなものはあっても、正解はありません。
嗜好の部分なので、皆が合うと思っても好きでないものもあります。
どんどん試して、あっこういう味だから合うねという会話で盛り上がれれれば、それが一番。
ワインを用意すると思うだけで、気持ちが上がる。そういうことが一番。

 

ワインが好きな方もそうでない方も、食事と飲み物との組み合わせを楽しんでいただくきっかけになれば。

 

髙橋さんの生ハムでたくさんの笑顔が生まれますように!