自然の力に任せた梅干作り、「お漬物の森島、」。
8月のフェアで使う土作りからこだわった梅干は、芳醇で深い味わいです。
皆さま、店主の茶野です。
昔ながらのすっぱいしそ梅干「王干おおぼし」。
8月のフェア「森島さんちのまじめな梅干フェア」。
使う梅干は、「王干おおぼし」です。
常連さんが行きつく梅干です。
「すっぱーーーーーい!」
初めて食べた時、そのすっぱさに飛び上がりましたが、
でも、これだけすっぱいのに、またかじりたくなる。
やみつきになる。
酸味、塩味、旨味が1個1個にしっかりある梅干「王干おおぼし」。
森島さんの王干は梅の実から自家栽培です。
使っている農薬の量にうんざりして、無農薬で梅の栽培を始めました。
森島さんの王干のこだわりを書きます。
①土作り
農薬、化学肥料を一切使わず、魚粉、米ぬか、油かすで土作りをして今年で15年目。
土からの恵みで育てます。
無農薬栽培に切り替えた数年は、梅の表面に黒星の斑点がたくさん発生していました。
5年ほどたつと、梅の木自体が強くなり、黒星の斑点が発生しなくなり青梅の味わいもまろやかになりました。
②紫蘇の色と香りの恵み
白加賀梅、粗塩、ちりめん紫蘇のみで漬け込みます。
ちりめん紫蘇は梅と同量使用します。
紫蘇が味わいを豊かにします。
③太陽の恵み
塩が表面に十分吹き出すまで、天日(直射日光)で約12日間干しあげます。
たっぷりと日を浴びています。
1個1個の味わいが濃厚なので、満足感が違います。
暑さが厳しくなる時期、私は王干を1日1個食べています。
今年最初の数日食べていなかったら、暑さにぐったりしてなんか調子が良くない。
お豆腐に載せて、サラダのトッピングに食べ始めたら食欲が落ちないんです。
8月から始まる「森島さんちのまじめな梅干フェア」。
北群馬郡吉岡町で「お漬物の森島、」という小さなお漬物屋を営む森島さん。
自分のご商売を通してお客さまを喜ばすことに一生懸命。
筋が通っていて、いつも明るく、気さくで、優しい。
まっすぐな森島さんが作る、まっすぐな味わいの梅干です。
ベーグルカンパニーも森島さんの梅干を大切に、まじめにベーグルを作ります。