奥飛騨山之村の寒干し大根ってなに?

皆さま、店主の茶野です。
1年ぶりに復活した寒干し大根サンド。
お陰様で皆さまに喜んでもらえています。
ありがとうございます。

 

4/29~
岐阜県奥飛騨山之村「清水農園」の寒干し大根がベーグルサンドに。
「清水さんちの寒干し大根サンド」
甘いと旨さに感動!
ジャキジャキ食感がくせになる!!

 

厳しい自然と手間暇かけて作る「寒干し大根」。
清水さんたちがどうやって作っているのかお伝えします。

 


いつか見に行きたいなぁ。
寒干し大根を作る風景。
幻想的ー。
でも豪雪の中、たどり着くのに大変なんだろうな、、、。

 

寒干し大根を作るのには、「凍み、太陽の光、風」の3つが不可欠。
夜間にはマイナス20度まで気温が下がります。
軒下に並べられた大根は凍ります。

 

そして、昼間。
太陽の光が差すと、それが溶け、風に晒されて乾燥します。
何度も凍る→溶けるを繰り返す。
それを1か月もたつと、大根はだんだんと飴色になり甘味が凝縮します。前回のブログに書きましたが、大根そのものの味からこだわって作っています。
大根は秋に収穫した後、雪が降るまで土の中に埋めて貯蔵し、土の中から掘り出します。

 

土を洗った大根は皮をむき、輪切りにした後、
30分ほど茹でます。

 

全て外気温マイナスの厳しい環境の中、手作業で行っています。

 


茹で終えた大根を串に通し、軒先に干します。
この景色が圧巻。
いつか絶対見ないと。
日本のカレンダーに載っている風景ですよね。

 

山之村の-20℃にもなる厳しい寒さの中干すことで、
徐々に小さく縮んでいきます。
30日間ほど寒気に晒した後は、屋内で干して、
完全に乾燥させます。

 

寒干し大根の完成までには、手間暇がかかります。
手間暇かけて1年に1回しか作れないからこそ、ありがたく感謝していただかないと。
山之村の厳しい寒さを始めとする自然の力と、
生産に携わる人々の手間暇のかかった手仕事がかかせません。

 

奥飛騨山之村でしか作れない味を、是非味わってみてくださいね!
寒干し大根は、保存食なのであると便利。
次回は寒干し大根サンドの作り方をお伝えしますね。

 

清水さんの寒干し大根は、お取り寄せできます。
先日のブログを見て、早速清水さんのHPからご注文くださった方もいます。
清水さん、とっても喜んでいました。
皆さま、本当にありがとうございます!

 

清水農園 清水琢也
〒506-1104
岐阜県飛騨市神岡町森茂874番地
電話&FAX 0578-82-5781
携帯 090-9924-3597

寒干し大根のご注文はこちらから。