アメリカ人が大好きなケーキ「バナナブレッド」、今年の変更点は。

アメリカで食べていた味を、大人の味にした新作バナナブレッド。

皆さま、店主の茶野です。
Xmas焼き菓子フェア「ケーキの週」にもご来店くださり、ありがとうございます。

 

12/13(火)~28(水)
Xmas焼き菓子フェア「ケーキの週」
心があったかくなる、毎日が楽しくなる素朴なケーキ。

※期間途中なくなり材料がなくなり次第終了のものもあります。

 

今年のバナナブレッドは、初心に戻った新作です。
バナナケーキは、作った経験がある人も多いのでは?

 

私がケーキ作りにハマるきっかけとなったのも、バナナブレッドでした。
バナナを入れるだけで、こんなにしっとり、こんなに自然な甘さの焼き菓子になるんだと。

 

昨年度まで使っていた材料を見直しました。
初心に戻り、シンプルな材料にするため、アーモンドプードルはなしに。
きび砂糖の量も減らしました。
バナナの量やトッピングのバナナも変更。

 

昔から作っていたシンプルなバナナケーキの配合に戻しました。
その代わり、ラム酒とシナモンを使って奥行を出しました。

 

重くならないように、しっかり乳化させた生地。
ケーキを作っていていつも思うのは、焼く前の生地が美味しいと焼いても美味しい。
このバナナケーキの焼く前の生地は、カスタードのようなとろり加減、ムースのようなつるん感。
(超、個人的な感想の表現です笑)

 

型入れしながら、
「生地が旨い!」
といっつも口に出してしまいます。

 

くるみも入ることにより、バナナの柔らかい食感の生地にアクセントになっています。

 

このバナナケーキ、今では普通に焼けますが、昨年度は温度帯に苦戦しました。
バナナ入りの重たい生地なので、中まで焼き切るのに時間がかかるわりには、表面だけ硬くなりやすい。

 

ケーキも、配合も、いったんやり方が決まると安心なのですが、
そこまでが気を使います。
どのくらい泡立て、
どのくらい焼いて。

 

初心に戻りながらも、ちょっとだけベーグルカンパニーらしさを取り込んだバナナブレッド。
皆さまを笑顔にできますように!