9/1~10/10「高橋真二郎フェア」、岩手県岩泉町での養豚への道のり

養豚家、高橋真二郎さん。
大変な時期を乗り越えて、理想の養豚を目指して岩泉町に移住。

 

 

皆さま、店主の茶野です。
今日もすごい暑さでしたね。
夏季休業中でも、毎日来月からのフェアや秋の商品について考えてばかりいます。

9月から今年もやります!

 

9/1~10/10
「高橋真二郎フェア」。

 

 

理想の養豚を求め、岩手県岩泉町に養豚場を作った高橋真二郎さん。
養豚歴40数年です。

 

いろいろな方の助けと応援があり、今に至っています。

 

農大卒業後、実習を経て、埼玉県で養豚業を営んでいました。
当日は白豚を育てていて、親となる豚は30頭のみ。

 

お子さんに対して養豚は素晴らしい仕事だと思ってもらいたい。
そのために、豚の数を増やそうと思い、養豚場の場所を探し始めます。
当初は埼玉県内で探していましたが、話がなかなかうまく進まない。。。

 

そんな時に、農大卒業生である岩泉町の村長さんが岩泉で養豚をやらないかと声をかけてくれました。
岩泉町には縁もゆかりもありません。
何度か行き来して自分の目で見て、岩泉町で理想の養豚をすることを決断。

 

養豚場にする土地は役場が探してくれました。
土地を買うお金がなかった中、知人である先輩は土地を買い上げ、高橋さんに貸してくれました。
30年借りた後、その土地を無償で譲渡してくれたとのこと。

 

 

運べる設備は埼玉県から移動。
豚舎は時に農大生の力も借りながら作り上げていきました。
修繕費などの資金は、兄妹や知人から借り、利子は龍泉洞黒豚。
借金を返済するまでは農大の集まりにも出席を断ってきました。

 

 

そして、小さな養豚場が生き残るための方法として、16年前に白豚からイギリス原産バークシャー種に切り替えました。
餌はご自身が考えて特別に配合しています。

地域に馴染むように地元の役員も積極的に引き受けて生きてきました。

 

 

今では高橋さんの育てる「龍泉洞黒豚」は、岩手県では美味しい豚肉として有名です。

 

 

高橋さんが大切にしている3つのこと。
それは、

1.信用
2.体力
3.根性

それは、まさに高橋さんそのものです。

 

 

9/1~10/10「高橋真二郎フェア」、私も一生懸命準備を進めております。

本当の豚肉で皆さまを笑顔にしたい!と心から願っています。