10/15~石岡千景さんのこだわりの一つ「りんごの大きさ」

りんごの大きさをイメージした通りに作るのが、経験と技術。

 

皆さま、店主の茶野です。
りんごに「40玉」、「46玉」という大きさがあるって知っていますか?

 

「40玉」で買うと、10kg詰め段ボールに40個入っていて、1個あたり250gくらい。
「46玉」で買うと、46個入りで220gくらい。

 

大きさのコントロールってしているのか、それとも収穫したりんごを選別しているだけなのか。。。
ちかげさんは、作りたい大きさを狙ってりんごを育てています。
自身で販売しているうちに、お客さまによって買いたいりんごの大きさは大中小それぞれだということがわかったからです。
なので、利益の出る大きいりんごを作る方法ではなくて、お客さまの求めるりんごを作る方法で育てています。
りんごの大きさをコントロールするのに、一番大切で大変なことは、

「天候」!

その年の天候でりんごの大きさは大きく変わります。
天候により大きさはどんどん変わっていきます。
狙うというより毎日の天候を見て変えていく、つまり調整するという言葉に近い感じです。
自然が相手なので、100%完璧に大きさをコントロールできるというものではない。
その自然を相手にどこまでできるかを挑戦し続けています。

 

 

何玉の大きさを買えばよいの?と迷う皆さまへ。
私は、そのまま食べるなら大きい36玉が好き。かつ、りんごが大きいから作業性が良い。
皮の色をきれいに出したいなら、小玉で皮の量が多い46玉が好き。今まではずっと46玉でした。
りんごがさらに小さく50玉になると、切らなくてはいけないりんご数が多くなり時間がかかる。

 

 

今が旬のりんご。
見かける機会がぐっと増えましたね。
りんごを見た際には、りんご農家さんの努力と工夫に少しでも思いを馳せてくれたら嬉しいな。。。