ベーグルカンパニーのキャロットケーキ「旅するベーグル&焼き菓子イギリス」

イギリスのティータイムに欠かせない定番スイーツ「キャロットケーキ」を、ベーグルカンパニー流にアレンジ!

皆さま、店主の茶野です。
根強い人気のキャロットケーキ。
これをお目当ての方も多いです。

 

6/1~6/30
「旅するベーグル&焼き菓子イギリス編」
海外に行けない今、ベーグルカンパニーのベーグルと焼き菓子でイギリスの風に吹かれてほしい。
留学中や前職時代に出会ったイギリスを、ベーグルカンパニー流にアレンジします。

 

 

キャロットケーキを食べたことのない方へ。
たっぷりのニンジンや植物性のオイル、スパイスなどを使用して作る生地に、クリームチーズをベースにしたチーズフロスティングをかけ作るケーキです

 

中世時代から作られているといわれるイギリス生まれの焼き菓子。
人参たっぷり、しかもバターを使わないので、ヘルシー志向のアメリカで流行り、今ではカフェの定番メニューに。

 

私が初めてキャロットケーキを作ったのは、確か高校生の時。
初めて作って、初めて食べた時には、なんて美味しいんだろうと衝撃でした。
人参の甘みと生地のしっとり加減。
キャロットケーキ、バナナケーキ、ぱんぷきんのパウンドケーキなど、野菜や果物を生地のベースにする焼き菓子にはまった時期がありました。

 

大人になってからニューヨークで食べたキャロットケーキには、レーズンやくるみが入っていて朝食代わりにもなる感じ。
気に入って今のキャロットケーキのベースになっています。

 

今回のフェアにあたり、キャロットケーキに使うクリームの味もいちから試作しました。

グラニュー糖なのか、きび砂糖なのか。
生クリームを入れるのか、バターを入れるのか。
甘さの程度はどうするのか。
生地に色々な種類のクリームを乗せて、食べ比べます。
試食の時間は夜になることも多く、お腹いっぱい(笑)

 

いろいろ作りましたが、結局シンプルにクリームチーズ、きび砂糖、レモン果汁の3つだけにしました。

 

クリームの味が決まってからも、クリームをトップに絞り出すのか、中に入れるのか。
本当はTOPに絞り出したかったのですが、味のバランスとしては中に入れたほうが美味しかったのでセンターにINする形にしました。

 

 


加熱されたクリームの味としっとりのキャロット生地のバランス、
持ち運びのこと、
そして何より通販のお客さまからの通販のラインナップに入れてほしいとのリクエストが多かったため、通販対応できる形にしました。

 

そして人参の取り扱いについても試行錯誤しました。
今回のフェアの人参は、すりおろしと刻みの両方を使います。
しっとりした生地の中に、レーズン、くるみ、ココナッツの食感を出したかったので。

 

本場イギリスでは人参はgrateです。
人参のおろし方にもポイントがあり、日本的に大根おろし的にすりおろしません。
イギリスでは、すりおろす=grate、いわゆるチーズおろし的な無数の穴の開いたグレイターでおろすことを意味するので、極細かい千切り状態になります。

 

お陰様で、食べたから美味しかったよーとご連絡いただくキャロットケーキ。
遠方のお客さまのご注文受付は6/8(火)からです。