ヴィクトリア女王が愛したケーキ「ヴィクトリアスポンジケーキ」

休日のアフタヌーンテイーにもお勧めのケーキ。

皆さま、店主の茶野です。
ヴィクトリアスポンジケーキってご存知ですか?

 

6/1~6/30
「旅するベーグル&焼き菓子イギリス編」
海外に行けない今、ベーグルカンパニーのベーグルと焼き菓子でイギリスの風に吹かれてほしい。
留学中や前職時代に出会ったイギリスを、ベーグルカンパニー流にアレンジします。

 

 

ビクトリアケーキとはイギリスでは非常に人気が高いメジャーなケーキです。
1837年から1901年までの64年間という長期にわたって英国を治めたヴィクトリア女王が愛してやまなかったと言われているケーキなんです。

 

その素朴な味わいは小さな子供からお年寄りまで老若男女に愛されています。
ヴィクトリアサンドのないティールームも想像できないし、とにかくこのケーキなしにはイギリスのティータイムは語れないのではないかと思うほどのポジションを占めているケーキです。

 

 

二枚のスポンジケーキの間にラズベリージャムを挟むのが基本のスタイルです。
ベーグルカンパニーは、くちどけが良くなるようにバタークリームとジャムを挟んでいます。
ジャムはこのフェアのために作っておいた地元いちご農家上原さんのいちごを使ったジャム。

 

基本的にはバターとお砂糖と卵と小麦粉を全て同量ずつ順繰りに入れて混ぜる、いわゆるパウンドケーキ的。

 

ベーグルカンパニーのヴィクトリアスポンジケーキは、卵を泡立てる作り方です。
バターをクリーミングする方法にジャムを挟むと本場イギリスの味に近くなりますが、ちょっとこの時期には重たい感じ。
どちらの方法で作ろうか考えましたが、ちょっと湿気の多い6月に食べるのと、いちごジャムとの相性を考えて卵泡立て方法にしました。

 

シンプルなものって飽きがこないし、作り手の個性が出る。
ちょっとしたことが大切だったりします。

 

私たちが作るヴィクトリアスポンジケーキ。
ぜひ食べに来てくださいね。