しっとり濃厚な味わいと、芳醇なチーズの香りが特徴の「ニューヨークチーズケーキ」。
他のチーズケーキと何が違うのか?
皆さま、店主の茶野です。
ニューヨークチーズケーキが今月のフェアに合わせて登場しています。
今回はニューヨークチーズケーキの特徴のおはなしです。
7月は、
「旅するベーグル&焼き菓子ニューヨーク」
ベーグルの本場ニューヨークをイメージしたサンド、アメリカンベーキングの焼き菓子を作っています!
チーズケーキというと、スフレ、ベイクド、レア、ニューヨーク、バスク。
いろいろな種類がありますよね。
焼き菓子作りが大好きな私も、自宅でいろいろなチーズケーキを作ってきました。
お友達が来るときに合わせて焼いていました。
その中でダントツ人気があったのが、今回のニューヨークチーズケーキです。
これはリクエストが多く、頻繁に作っていました。
ニューヨークチーズケーキの中でもいろいろなレシピで作りましたが、この子が一番評判良かったです。
お店を始めるにあたり、お友達にも家族にも好評だったこのニューヨークチーズケーキを選びました。
ニューヨークチーズケーキについて
〇材料について
ニューヨークチーズケーキというと、一般的にクリームチーズが50%含まれるものをニューヨーク・スタイルと呼びます。
ベイクドチーズケーキよりクリームチーズの配合が多く、濃厚です。
軽さと酸味を出すために、サワークリームを混ぜることもあります。
底の生地がクッキータイプのクラスト生地(ビスケットを砕いたようなもの)で、生地にはたっぷりのクリームチーズと、あとはサワークリームと卵と砂糖で、小麦粉は使わない場合がほとんどです。
ベーグルカンパニーのものは、チーズ感を出すためにクラストなしにしています。
そして、若干の硬さを与えるために北海道産薄力粉を加えています。
〇名前の由来について
ニューヨークに移民していたユダヤ人が広めたことから。
ユダヤ人が伝統的に作っていたチーズケーキを基に、作りやすく食べやすいよう改良されたケーキがニューヨークチーズケーキの始まりと言われているそう。
〇作り方について
ベイクドチーズケーキの一種になりますが、湯煎焼きをします。
ベイクドチーズケーキは、オーブンできつね色になるまでしっかり焼き色を付ける製法が特徴。
いっぽうニューヨークチーズケーキは、蒸すように「湯煎焼き」でじっくりと加熱するのが基本の製法です。
ベーグルカンパニーは湯煎で60分以上焼いた後、そのままオーブン内に2時間ほど放置。
予熱でじっくり火を通します。
火を切った後も焼き色は入っていくんですよ、すごいですよね。
3時間ほどオーブンでじっくり火を入れた後、冷蔵庫に入れて一晩落ち着かせます。
今月は毎日店頭に並びます。
そして遠方の方にも食べてもらえるように通販のラインナップに入れました。
私がお店を始める前から自宅でずっと焼いてきたニューヨークチーズケーキ。
これからは、皆さまを笑顔にできますように!