皮をむいて食べる食べ方は、ドイツならではの食べ方「ヴァイスブルスト」髙橋真二郎フェア

ソーセージの皮にだけ横に裂け目を入れ、肉をフォークで転がし出して食べる。
まさにドイツの風を感じる腸詰です。

皆さま、店主の茶野です。
「ソーセージは教会の正午の鐘を聞くことを許されない」
白いソーセージにはそういうことわざがあるってご存じでした?

 

9月~10/9(土)
「髙橋真二郎フェア」

岩手県岩泉町の龍泉洞黒豚は、心を揺さぶる本物の味。
今年も岩手県の養豚家、髙橋真二郎さんが作る豚肉を使ったフェアです。

 

ヴァイスブルストといえば、ドイツっぽいなと思っています。
というのは、その食べ方が懐かしいからです。
私、働き始める前に留学時代のドイツ人のお友達を訪ねて、ドイツの家庭に2週間ほどいたからです。

 

ドイツの家庭料理は実に質素でした。
暖かい料理は一日1回だけ。
昼間だけ。
朝は黒パンやシリアル。
昼は肉料理などの暖かい料理。
夜はハム、チーズの冷たい食材をパンにはさんで食べるなどの簡素な食事。

 

お昼ごはんにヴァイスヴルストを食べた思い出があります。
沸騰する前のお湯やブイヨン、あるいは白ワインで約10分間温めて、グレーを帯びた白い色になるまで茹でて。
茹で汁とともに大きなボウルに入れてテーブルに運ばれてきました。
そうするとヴァイスヴルストが冷めにくく、冬場の極寒のドイツに美味しく食べれますよね。

ヴァイスヴルストは、皮を剥いて食されるんです。
実際、皮が硬いです。
だからサンドにするとかなり噛み応えあるサンドとなります。
そのインパクトが気にいってもらえますように。