ベーグルカンパニーから皆さまへのラブレター「おいしいおはなし」No.30、「2022年1月西尾商店削り節フェア」号

手書きでベーグルカンパニーのあったかさが伝わりますように。
まずは企画と試作が大変なのであります。

皆さま、店主の茶野です。
遠方にお住まいで、私たちのニュースレターを手に取れない方のために書いているこのブログ。
すっかり最近アップしわすれていましたー。

 

この1月の西尾商店削り節フェア、今から振り返ると楽しかったなあ。
今年はいのうえのうえんの万福寺人参が使えて、幻の人参と幻になりつつある手火山式花かつおがタグ組めました。
最高の素材をたくさん使うことができました。
食べてくれた皆さま、ありがとうございました。

 

先日も、このニュースレターの手書きを褒めてくださった方がいて嬉しかったです。
「さくっと書いているようにみえます」とよく言われますが、とんでもない!
もうやらなくちゃ本当にまずいよね、というタイミングでやっと着手。

 

ニュースレターと書くということは、告知の内容とベーグルのラインナップが決まっていないと書けません。
当たり前か。。。すみません。。。

 

まずは、次のフェアの企画と試作。
これもね、かなりきついです。
本音をいうと、こういうことを一切考えなくてよくて、ベーグルだけ好きに作っていれたらどんなに精神的に楽だろうと思うこともあります。
しかし、現実はそんな甘いこと言っていられない。

 

素晴らしい素材との出会いは、めちゃくちゃワクワクします。
それを、ベーグルという商品に落とし込むのがしんどい。
この世の全ての魅力を集めたような素晴らしいベーグル1種類だけで勝負できるような店だったらいいのに!なんて思うこともあります。

 

ほんと、試作作り中は楽しいというより、責任感重大という気持ちのほうが強く、美味しくないもの出せないよねプレッシャーかなり大きいです。
試作が決まるまでワクワクよりドキドキのほうが大きい。
寝てても、風呂入っていても、お休み中でも、仕事していても、心の一番深い部分ではそのことばかりがひっかかっている感じです。
私ごときでもそう思うのだから、世の中の料理人は本当に大変だろうなと思います。

 

だからこそ、商品化したものが「美味しい!」と思ってもらえると、最高に嬉しいだろうなと思います。
悩んだ分だけ、辛かった分だけ、与えられる喜びも大きくなる。
そう信じて、いや、そう信じなければやってられないぞー。

 

今、まさに7月フェアのニュースレターの取り組み中。
皆さまの笑顔を見れることを信じて、休みなしに取り組んでいます。
おいしいものが作れるように、応援してくださいね。