スタッフGENくん 2022年振り返りと今年の抱負

お店や商品の良さを伝えてお客さまを笑顔にしたい!スタッフGENくんの今年の抱負。

皆さま、店主の茶野です。
昨年度7月からスタッフになってくれたGENくん。
今、都内の大学に通う2年生です。

 

GENくんは、先日もblogに書きましたが地元のサッカーチーム「WSG」でコーチをしたり、
他のサッカーチーム「フガーリオ」で中学生に勉強も教えています。

 

スタッフGENくんとの出会いは、2022年5月の生田緑地でのGWマルシェ。
LINE予約して買いに来てくれました。
買いに来てくれた時、「あれっ初めての方かも」と若い男性で珍しかったので記憶に残っていました。

 

そのあとも、新作を出すたびに予約して来てくれてすっかり顔なじみのお客さまになりました。
7月にスタッフ募集をHPに出した際に、「応募したいです」と言ってくれました。
当初は学生さんを採用するつもりは全くなかったです。

 

でも、GENくんの話を聞くうちに心が動きました。
というのは、ベーグルカンパニーの作るものが好きだから応募してくれたということが伝わってきたからです。

 

GENくんは応募の際に、飲食店で働くことにより、食べ物を作る大変さを勉強したいと言っていました。
それだったらもっと他にも働く場所はあるはずなんです。
でもその中でベーグルカンパニーを選んで応募してくれたのには、うちの手間暇かかる作り方や思いなどに共感し、スタッフとなることで力になりたいと思ってくれたから。
働ければどこでもいいや、ではなくて、うちを選んでくれた思い。
今まで学生さんのアルバイトはなし!と思っていた私の心が開きました。

 

ベーグルカンパニーのスタッフになってくれて、ありがとう!
私だけでなく、他のスタッフも、そしてお客さまもそう思っています。

 

 

●今までお客さまだった立場からスタッフになった感想は、、

『ベーグルや焼き菓子1つ1つに込められている思いの大きさを実感しました。

 

1人の客としてお店に行っていた頃は商品に対してただただ「美味しいなぁ。」と感じるのみでした。
でも、スタッフとしてお店に入ることで作り手側の努力・労力そしてお客様への愛を肌で感じることができました。
それだけでなくお店で扱わせていただいている食材の各生産者様の思いもより意識するようになりました。

 

それらを少しは理解できたからこそ、僕がお店に立っている時とりわけ終日居ることの多い生田緑地での販売時は、「思い」が無駄にならないよう心がけています。』

 

スタッフGENくんはメインは販売ですが、生田緑地出店時など仕込み量が多い時は仕込みのヘルプにも入ります。
お店にいる時間は短くても、仕込みがどれほど大変かということをすごく理解してくれているのがありがたいです。
私たちの時間や思いを無駄にしないように、頑張って販売します!という気持ちを持ってくれています。

 

さらにスタッフGENくんが素晴らしいと嬉しくなるのは、元気でお客さまに対してあったかいところです。
生田緑地でGENくんから買った方が後日お店に来てくれると、お褒めの言葉をいただくことが多いのです。
「スタッフの男の子がとても感じがよかった」と。

 

お客さまに対して「売りたい」というのではなく、「喜んでもらえるベーグルを一緒に探す手伝いをしたい」という思いが出ているからなのでは。

 

●お客さまと接していて楽しい時とは、、

『豊富な種類のベーグルを目の前にしてお悩みのお客様に対し、自分のおすすめをお伝えできた時です。
純粋に自分の好きなものについて話すのは楽しいです。

 

その様子を見て「このベーグル美味しいんだ、買ってみよう!」と思ってくださるお客様もいらっしゃると考えているので、商品の中でもお気に入りのものは素直にお伝えするようにしています。ちなみに、2022年はえびクリームチーズをイチオシとしてよくお声がけしていました。』

 

このベーグルを「売りたい」ではなくて、自分が素直に好きなものを伝える熱意はお客さまに伝わりますよね。
GENくんは新商品が出るたびに、自分で買って食べています。
ちゃんと食べているからこそ、自分の言葉でその商品の特徴を伝えることが出来るんです。

 

●ベーグルカンパニーのお客様の印象とは、、

『若者に優しいお客様が多い印象です。

 

ありがたいことに僕がお店に入りたての時から、「新しく入った方ですか?」、「とても明るくていいですね。」、「お店にも少し慣れてきたんじゃない?」などと声をかけていただいております。
これがどんなに僕の気持ちを楽にしているか…。
きっとお店に突如として現れた若者を気遣ってくださったのだと感じております。

 

またお店に関わっている内山さんの思い・活動に共感してくださり、ちょいマルにお越しいただいたり、アップルパイ・ジャムなどをご購入いただいたりというところからもお客様は若者思いの方が多いと思っております。 』

 

「頑張ってくださいね」などとお客さまから声をかけていただくことが多いスタッフGENくんは、話かけやすいんだと思います。
誰が見ても応援したくなっちゃうんじゃないかしら。

 

●2022年の振り返り

『本当に勉強させていただくことの連続でした。

 

飲食という世界に初めて入ったこともあり、どのお仕事も慣れるまで時間がかかり、まだまだ一人前というには遠いように思います。
また僕がお店に入ることができる日数が限られているばかりに、なかなかお客様のお名前を覚えられなかったり、常連様にもお会いできていない方がいらっしゃったりという点も反省点です。

 

ただ月日を重ねるごとにお店の先輩方やお客様からお褒めの言葉をいただくようになり、自分自身の成長も感じることができました。』

 

●2023年の抱負

『1人でも多くお店のファンを増やすことを目標にしたいと思います。

 

そのためにはお店や商品の良さを伝えていかなければなりません。

 

初めてご来店いただいた方がリピートしたくなるような、
そして普段からベーグルカンパニーを好きでいてくださっているお客様がさらにお店のことを好きになってくださるような言葉をかけられるようになりたいと思っております。

 

皆さま、2023年もどうぞよろしくお願いします!! 』