レモンカード作り

レモンを擦ったり絞ったりの手間暇かかる分、忘れがたい味わいとなります。

皆さま、店主の茶野です。
今月も引き続き作っているマイヤーレモンベーグルの中身のおはなしです。

 

レモンカード作りで大変なのは、たくさんの数のレモンを絞ったりすりおろしたりすること。
家庭用のもので数個程度ならば苦にならないのですが、何十個というレモンを一気にやるのは結構手や腕がしんどくなります。

 

最近はスタッフgenくんがもっぱらレモン担当です!
genくんがいない時は、途中休みを入れたり、スタッフ交代したりでやります。

 

機械でやりたい!と思うものの、1年に1回のこの時期だけなので、機械の置く場所を考えると自分たちで絞っています。
すりおろすのも、手で優しく。

 

煮詰め加減も、最初は手探り感。
2回目からは、煮詰まり方と鍋の底にへばりつく重さを見て判断。

 

レモンカードは、火を入れたその瞬間から絶えずずっとかき混ぜていなくてはなりません。
つきっきりなので、その間他のことができない。
少しでも目を離すと焦げやすいったら。
実は今まで何度も焦がしたことがあります。
鍋も焦げて年末年始にスタッフが自宅にもって帰る羽目になったことも(笑)

 

焦げてしまうと焦げ臭がつくので、焦げると今までの擦りおろしにかけた時間が台無しになってしまいます。
そして材料も。。。

 

つきっきりになっても、
手間暇かかる擦りおろしや絞りがあっても、
時間をかけて作るのがレモンカード。

 

食べながら思い出してもらえれば、幸いです!