ハトシロールに挑戦し撃沈しました

長崎のハトシロールって知ってますか?

おはようございます。
店主の茶野です。

 

ハトシロールって知ってますか?
今年の春に佐賀県のお友達に会いに行った時、初めて食べてその美味しさに感動。
なんとかベーグルで再現できないか挑戦してみました。

 

今のところ撃沈状態です。

 

ハトシロールはエビのすり身をやわらかな食パンで包んで揚げて作られる長崎のご当地グルメです。
明治時代、清国から長崎に「エビのすり身を食パンで挟んで油で揚げたもの」が伝えられた際に広東語で「蝦多士(ハートーシー)」と呼ばれ、卓袱料理の「ハトシ」となったのが始まり。

 

ハトシの意味は、、、
エビを意味する「蝦(ハー)」と英語のトーストを音訳した「多士(トーシー)」に由来するそうです。

 

ハトシはお店によって形が異なります。
三角形や四角形のものもありますが、私の食べた長崎ハトシロールは食パンで丸く包んで揚げてありました。

 

ベーグルを揚げるのは、その生地量から難しいと判断して、トーストすることにしてみました。

海老は細かくたたいたものと、荒く刻んだものを準備。

 

卵白と一緒に合わせて、電子レンジであらかじめ火を通して、パニーニにしてみました。

 

結論は、
海老の味がしない!

 

海老ってそもそも味が優しいじゃないですか。
そして、海老のぷりぷり感とベーグルのもちもち感がかぶっていて、メリハリがない。。

 

私が食べて感動したハトシロールは、食パンはさくっと軽く。
海老はぷりぷり。
そして揚げることによって味わいが濃くなる。
やはり、今ある商品としてのハトシロールは完成度が高いことを痛感。

 

なぜハトシロールが美味しいと思ったのか?
それは以前よく食べていたタイ料理の海老のすり身揚げトートマンクンに通じるものがあったから。
これが大好きで、目指すはトートマンクンに近いものなんだろうな。
ビールに合うしっかりした味わい。
海老の旨味がぎゅーと凝縮しないとダメなんだろうな。

 

ということで、次回はトートマンクンを挑戦してみます。