食に関わる緊張感を再認識した「食品衛生責任者実務講習会」

食品衛生責任者実務講習会を受けてきました。

おはようございます。
店主の茶野です。

 

先日、川崎市食品衛生責任者実務講習会を受講しました。
今年から川崎市は1年に1回受講となりました。
以前は3年に1回でしたが。

 

飲食店をしている人は実務講習会を定期的に受講し、食品衛生に関する新たな知見を習得することが努力義務とされています。

 

今年は講習に、食中毒や異物混入によって発生した損害賠償の事例紹介があって、めちゃくちゃ人ごとではなくて怖かったです。

 

和菓子の中の梅で入歯を支えていた歯に亀裂が入ってしまい、被害者の求める損害賠償額との乖離が大きく弁護士が対応した事例。
医療費、慰謝料で50万円を要求され、弁護士対抗で一人10万円の損害賠償の支払ったこと。

 

飲食店で提供したレバ刺による食中毒で、下肢完全麻痺などの障害が残り4200万近くを支払ったという事例。

 

とりささみのたたきによって食中毒を発症し、後遺障害1級と認定され、賠償金1億を支払った事例。

 

紹介される事例を自店に置き換えると、こんな事例を起こしてしまったらどうなってしまうのか、、、と考えると怖すぎます。
怖すぎて営業辞めたいと思ってしまうくらいです。

 

食って人の命に係わることがだから、このくらいの緊張感を持ち続けて仕事にあたらなくてはと再確認した講習会となりました。
今までで一番タメになった講習会だったのではと思います。