ちかげさんの紅玉りんごの美味しさをそのまま素直に伝えたいアップルパイ。

おはようございます。
店主の茶野です。
今週土日仕込むアップルパイのお話しです。

 

10/7（土）8（日）
「ちかげさんの紅玉りんごのアップルパイ」
本当に美味しい紅玉りんごだから、りんごとパイ生地だけで直球勝負！

12：30くらいから販売
ご予約の場合は、13時以降でお願いいたします。

 

紅玉りんごって生で食べることが少なく、焼き菓子に使うことが多いと思います。
例え加熱するにしても、ちかげさんの紅玉りんごってやっぱり美味しい。
完熟、蜜入り。
酸味もしっかりあるんだけれど、甘味もしっかりある。
シャキシャキの食感。

 

こんなに紅玉らしい紅玉の美味しさを、なるべくダイレクトに伝えたいと思って考えたのが今回作るアップルパイ。
りんごといえば、アップルパイですよね！

 

アップルパイといえば、、、
私が子どもの頃、通っていた幼稚園の指導で子供の食べるものは完全手作り。
そんなこんなで母はお菓子を作ることが当たり前。
小学生の頃アメリカに赴任中、アップルパイ作りにハマった母。
ほぼ毎日食べさせられていたと思うほど作っていました。

 

毎日アップルパイなのでさすがに飽きます。
今思えばひどい話ですが、私たち子供はアップルパイのりんごだけ食べていて、パイ生地は残していました。
だってパイ生地も食べるとお腹いっぱいになっちゃうから。
もっと言えば、子供の私でも母の作るパイ生地が美味しくなかった。。。
手作りのパイ生地でしたが、もさっとした味。
日本に帰国し、日本の層がしっかり見えるパイ生地の素晴らしい噛み応えに感動しました(笑)

 

そして今はほぼ作りませんが、私がパン学校に行っている時の最後の専門がパイやデニッシュ。
パイ生地、よく仕込みました。
でもその時はリバースシーターという機械ででしたが。
何層作るか、
配合どうするか、
結構研究しました。

 

その時の経験は今役に立っているんですね。
今は完全手で折っていますが。

 

今回のアップルパイの生地作りのポイントは、りんごの美味しさを引き立てる塩味。
パイ生地、しっかり塩味です。
でもりんごが甘いのでバランス取れています。

 

りんごは生。
砂糖はいっさいなし。
つなぎの小麦粉や、味付けのシナモン、ナツメグなど何もなし。

 

私的にはこのくらいりんごの品質だけで勝負するアップルパイが食べたいと思っています。

 

ちかげさんの紅玉りんごだからこそ作れるアップルパイ。
シンプルだけれど、ある意味とびっきり贅沢。
ぜひ食べに来て下さいね！