プロが教える簡単で超美味しい丸ごとデコポンジャムの作り方

簡単なのにプロ級に仕上がり!買うより美味!あると便利!
デコポンジャムの作り方をお伝えします。

おはようございます。
店主の茶野です。

 

これからの時期、デコポン、せとか、甘夏など旬の美味しい柑橘類が出てきますね。
そのまま食べるだけでなく、ちょっと手間暇はかかりますが丸ごと使って手作りジャムを作ってみることをお勧めします。

 

旬の時期に作る柑橘系のジャムは、しみじみ美味しい。
煮沸した瓶に入れて冷蔵庫で保存、もしくは冷凍してしまえば1年は楽しめます。
夏場にこそこういう爽やかな甘さのジャムはありがたい。
ヨーグルトに、トーストしたベーグルに、お肉のソースに大活躍です。

 

やったことがないとハードル高く感じるけれど、書いてある通りにやれば難しいことは何もないです!

 

今日は作り方は簡単なのに、めちゃくちゃ美味しいデコポンジャムの作り方をお伝えします。
ぜひ作ってみてくださいね。

 

【デコポンジャムの材料】

●柑橘(八朔、グレープフルーツ、オレンジ、夏みかんなど)
●砂糖(上白糖、グラニュー糖)

 

【デコポンジャム作りの所要時間】

1時間くらい。
でもその大半は火にかけていて、他のことができます。

 

【デコポンジャムの作り方】

①皮は塩をつけてゴシゴシして水で洗う。

ワタ付きのまま、3mmくらいにスライス。

 

多少薄くても、厚くても気にしないでOK。

 

②鍋やフライパンに、スライスした皮と水を入れて火にかける。

 

③沸騰したら3~5分くらい茹でて、お湯を捨てる。

 

④ボールに水を入れて、もみもみ洗い。

 

⑤上記をさらに2回やる。合計3回沸騰ともみもみ洗い。

最後は皮が手でちぎれるくらい柔らかくする。

 

⑥味見して、苦みをほんのり残す。

 

⑦ピールを軽く水切りして重量を計る。

 

⑧⑦を同じ量のお砂糖を用意する。

 

⑨鍋に⑦の皮、半分にカットした実、砂糖を入れて強火にかける。

 

⑩水分がなくなりテリが出るまで。ヘラで鍋底に線がかけるくらいまで煮詰める。

 

【デコポンジャム作りのポイント】

①3回茹でこぼした後、水洗いの回数で苦みを調整
好みの味に調整してください。

 

②作り方で書いた茹でこぼしの時間や、砂糖を入れてからの煮つめ具合など、細かいことは気にしないで大丈夫。

 

以前は、柑橘ピールの作り方をご紹介しました。

 

私はお店を始める前から、ジャムやピールを作るのが大好きでした。
柑橘系の皮はピールにする。
りんごの芯はアップルティ―にする。
パイナップルの皮など再利用することができないものは、土に返す。

 

果物だってひとつの命。
余すことなくすべてを使い切る。
ピールを作るだけで、なんだか人間らしいことをしている気分になって、今日はいい日だなーなんて思えちゃうんです。

 

手作りジャムやピールの味は、本当に美味しい。
このblogを読んでくれている皆さまの中にも、手作りが大好きな方も多いのでは。

 

今回ご紹介したデコポンジャムは、今登場している「デコポンベーグル」で使っています。
短い期間の登場なので、ぜひご賞味くださいね。

 

ブログを書いた人:店主 茶野佐知子
ベーグルと焼き菓子が好きすぎて、自分の作るもので目の前の一人の人を笑顔にしたくて前職のCAを辞めて「ベーグルカンパニー」というベーグル屋を開業。