簡単なのにプロ級に仕上がり!買うより美味!あると便利!
柑橘ピールの作り方をお伝えします。
皆さま、店主の茶野です。
柑橘類の果物を食べるとき、皮は捨てないでくださいねー。
火にかける時間は使うけれど、作り方自体は簡単です。
やったことがないとハードル高く感じるけれど、書いてある通りにやれば難しいことは何もないです!
作り方は簡単なのに、めちゃくちゃ美味しいピールの作り方をお伝えします。
ぜひ作ってみてくださいね。
【柑橘ピールの材料】
●柑橘の皮(八朔、グレープフルーツ、オレンジ、夏みかんなど)
●砂糖(上白糖、グラニュー糖)
【柑橘ピール作りの所要時間】
1時間くらい。
でもその大半は火にかけていて、他のことができます。
【柑橘ピールの作り方】
①皮は塩をつけてゴシゴシして水で洗う。ワタ付きのまま、3mmくらいにスライス。多少薄くても、厚くても気にしないでOK。
②鍋やフライパンに、スライスした皮と水を入れて火にかける。
③沸騰したら3~5分くらい茹でて、お湯を捨てる。
④さらに②③を2回やる(合計3回)最後は皮が手でちぎれるくらい柔らかくする。
⑤合計3回の茹でこぼしをしたら、茹でたピールを水に入れて、両手でもみもみする。味見して、苦みを感じたらまた水でもみもみ。(苦いのが苦手な方は3回もみもみ)
⑥ピールを水切りして重量を計る。
⑦量の80%のお砂糖を用意する。お砂糖は3回に分けて加えて煮ると、
⑧ピールをフライパンに入れて、用意したお砂糖の1/3をざっと混ぜて15分くらい弱火にかける。
⑨2回目のお砂糖を入れて、15分くらい弱火。途中焦げないように、時々様子を見てかき混ぜる。水分が足りないようならば焦げない程度に水分をちょっとだけ足しながら煮ます。
⑩3回目のお砂糖入れて、15分くらい。焦げないように弱火で。水分がなくなって、ワタがつやつや透明になったら終わり。
⑪完全に冷める前に好みでグラニュー糖をまぶすと、お茶請けに。グラニュー糖まぶさずにウエットなまま冷凍し、パンやお菓子作りに。
【柑橘ピール作りのポイント】
①3回茹でこぼした後、水洗いの回数で苦みを調整。好みの味に調整してください。
②砂糖は3回に分けて入れること。1回で全て入れると硬くなるし、甘味が皮の中まで入っていきません。
③作り方で書いた茹でこぼしの時間や、砂糖を入れてからの煮る時間は目安なので、細かいことは気にしないで大丈夫。最終的にピールが柔らかく、ワタがつやつやに透けるようになればOK。
私はお店を始める前から、ジャムやピールを作るのが大好きでした。
柑橘系の皮はピールにする。
りんごの芯はアップルティ―にする。
パイナップルの皮など再利用することができないものは、土に返す。
果物だってひとつの命。
余すことなくすべてを使い切る。
ピールを作るだけで、なんだか人間らしいことをしている気分になって、今日はいい日だなーなんて思えちゃうんです。
自分で作るピールの味は、本当に美味しい。
このblogを読んでくれている皆さまの中にも、手作りが大好きな方も多いのでは。
今回作ったピールは、今後ベーグルや焼き菓子作る時に使っちゃいます!
楽しみにしていてくださいね!!