発酵させた生地の美味しさを味わうマフィンです。
皆さま、店主の茶野です。
天然酵母で発酵させたマフィンが、始まりました。
ベーグルと同じ酵母を使っています。
ベーキングパウダーで膨らませるのではなく、天然酵母の発酵により生地を膨らませています。
生地を作り始めてから、ベーグルと同じく一晩発酵させています。
翌朝に、発酵状態を見て、常温に出したりしながら、焼くときを待ちます。
ベーグルと同じく、丁度よい発酵状態の時にオーブンに入れるようにします。
発酵が足りないときは、発酵するまで待つ。
発酵が進み過ぎるときは、生地温度を下げて発酵のスピードを抑える。
天然酵母なので、じっくりゆっくり発酵させているので、その過程で美味しさの基となる成分が生まれます。
いったん食べると、発酵によるデリケートな複雑な味、しっとりとした食感の魅力に魅せられます。
アメリカに家族で住んでいた時、マフィンは朝ごはんがわりでした。
バナナやキャロット、ブルーベリーなどの甘いマフィンとコーヒーで、朝から元気をチャージしていました。
そういう大きくラフな感じのマフィンとは異なる、美味しい紅茶やコーヒーと一緒にゆっくりと味わってほしいマフィンです。
私は焼き菓子が好きなので、休みの時は都内の焼き菓子店に行きますが、なかなか発酵菓子を作っているところってないです。
なので、ぜひ食べてもらいたいなーと思っています。
味の想像がつかない方は、クリスマスの時に出てくる「シュトーレン」を思い出してください。
シュトーレンも同じく酵母で発酵させる発酵菓子です。
一晩天然酵母で発酵させた生地を使ったマフィン。
今の時期は、紅玉りんごを入れています。
紅玉りんごのマフィンが作れるのは、長くても11月中旬くらいまで。
旬の紅玉りんごを楽しめる天然酵母のマフィン、ぜひ食べてくださいね。
