令和2年1月、西尾商店×ベーグルカンパニー「削り節フェア」! 手火山式がすごいぞ!

古き良き時代の、物作りの神髄!

皆さま、店主の茶野です。

写真のかつお節、黒光りするこの物体は?
これは、「手火山式焙乾方法」で作ったかつお節です。

西尾商店のかつお節は、とっても香が良くて、口の中で溶けた後の余韻も長い。

その理由は、手火山式で作ったものだからです。

手火山とは、その名の通り常に手で火を測りながら、かつお節を高温で乾かすのです。
そのため、かつおの旨味がぎゅっと濃縮。

江戸時代から続くこの方法。
危険だし、効率が悪いしということで、今では国内で数軒の業者のみ。

効率が悪くても、ひとつひとつ時間をかけながら手作りしていく中で生まれる味。
ベーグルカンパニーも、同じことを大切にしています。
短時間で、機械が作るように大量には作れないけれど、だからこそ笑顔になってもらえる味があるはず。
一つ一つ手間をかけながら作る中で、湧き上がるお客様への思いや自分たちの仕事への思い。
こういう価値を大切にしたいなと常々思う。
なので、私は手火山式がこれからも頑張って欲しいと、知れば知るほど切に思います。
来月の「削り節フェア」で、手火山式で作ったかつお節の美味しさを一人でも多くのお客さまに知ってもらいたい!

かつお節を食べ比べたり、じっくり食べたりする機会って、なかなかないのでは。
来月のフェアでは、ベーグルを通して日本の食文化の源でもあるかつお節に、心を澄ませてみましょう!!