12月「X’mas焼き菓子フェア」、マイヤーレモンケーキを支える「ありまね農縁」さん!

「マイヤーレモンケーキ」が作れるのは、この農家さんのおかげ!
美味しいマイヤーレモンの農家さん、ありまね農縁の白井さんです。

皆さま、店主の茶野です。

X’mas焼き菓子フェアの「マイヤーレモンケーキ」、食べてくれましたか?

まだ2週目ですが、リピート率高い!
皆さま、口をそろえて美味しいとおっしゃってくれます。

マイヤーレモンは今が旬。
レモンとオレンジの自然交配でできたと言われています。
レモンとは思えない柔らかい酸味と、オレンジに近い香りの良さ。
一度知ると虜になります。
私、マイヤーレモンと心中しています!

実家でもマイヤーレモンを栽培しています。
でも、お店で使うとなるとある程度まとまった量が必要となるので、マイヤーレモンを栽培している農家の白井さんを川崎市の農業振興課から紹介してもらいました。
それが2年前。
今年で白井さんのマイヤーレモンを使うのは3回目となります。
白井さん、私のFBを見てくれていたようで、「よく頑張ってるよね」と言ってくれて嬉しいー。
単にレモンの売買だけでなく、やはり「人」としての付き合いがあってのことなので。

白井さんは宮前区の「ありまね農縁」の農家さん。
以前はJAに勤めていました。
もっと年を取ってから農家を継ぐ予定でしたが、若い方が実家の農家を継いでいるのを見てやるなら早くても良いかも!と決心して退職。
お父様は農家を継がなかったので、白井さんが継いだ時は家族総出で竹林を伐採して畑を作るところから始めてます。

今年で就農して10年。
奥様は最初は虫を触れないくらいの人でしたが、今ではばしっと害虫駆除できるまでに。

白井さんは基本的に一人で農業しています。

マイヤーレモンの木は、お爺さまの代に植えたとのことで、かれこれ20年くらいたっているみたいです。
たわわに生っています。

レモンは植えてから収穫できるようになるまで、長い年月がかかります。

これは、他の柑橘系の樹に接ぎ木しているところ。

接ぎ木でレモンができるなんて、すごい!

白井さんの畑には、せとか、キンカン、みかんなど、柑橘系の樹がたくさんあります。
マイヤーレモンは他に作っている人がいないので、力を入れて始めましたが、就農して10年たった今ではお野菜のほうが売れています。
筍も美味しいと評判なので、来年の筍サンドは白井さんの筍を使えたらなーと。

白井さん、今年から保護ネコを引き取り、自宅もネコファーストの仕様に。
ネコの話をしている時の白井さん、本当に優しいです。
「みてみて、こんなところから手を突っ込んでるんだよー」と写真を見せてくれるんです。

「ありまね農縁」さんは、無人ですが採れたての野菜が買えます。
川崎市宮前区野川3961-1
お近くの方はぜひ。