特別な時間を演出する、ローヌ地方のヴァン・ド・パイユ!
皆さま、店主の茶野です。
大人のプレミアムガトーショコラ「ローヌRhône」、召し上がってもらえましたか?
ローヌを唯一無二のガトーショコラにしているのは、1991年産のヴァン・ド・パイユを使っているからです。
28年もの時を熟成した甘口ワインです。
ワイン通の間では、ヴァン・ド・パイユは極上の甘口ワイン。
ヴァン・ド・パイユってどうやって作るのかというと。。。
ぶどう自体の収穫を遅らせ、過熟ぎみのぶどうを使います。
最低6週間、すのこの上で乾燥をさせて、水分を約半分蒸発させます。
その後圧搾、発酵。
1年間もの長期間をかけてゆっくりと発酵を進めていきます。
その後2~5年かけて熟成。
貴腐ワインなどの甘口ワインの中でも、比較的飲みやすいです。
飲み口はなめらか、蜂蜜を思わせるまろやかさが特徴です。
希少価値がとても高く、そのうえ美味しいということで実はなかなか手に入りにくい。
なので、ローヌで私とソムリエ仲間の友人とでこのワインに出会ったときに、即行買ってしまいました。
昔、友達を自宅に呼んだ時は、食後にこういう甘口ワインを用意しました。
パルメザンチーズ、シェーブル、ブルーチーズなどに合わせると美味しい。
アイスクリームにかけたこともあります。
紅玉りんごにクランブルをかけた温かいデザートと共にサーブした時も喜ばれました。
特別にしたい時間に、甘口ワインがあると、忘れがたい時間になります。
今回ベーグルカンパニー初のガトーショコラを作るにあたり、忘れがたいものにしたいと思い、このヴァン・ド・パイユを使います。
食べながら、こういう甘口ワインがあることに思いを馳せながら食べてもらえたら嬉しいです。