旬のベーグル作りができるために!

地元の旬の食材を使ったベーグルを作るために克服すべきことは、配達問題!

皆さま、店主の茶野です。
農作物の受け取りをどうするかは、結構大きな問題です。

今年たくさんのいちごの商品を作ることができるのは、上原さんが美味しいいちごを作ってくれて配達してくれるから。
そして、毎日収穫したてのいちごをサンドできるのは、これまた上原さんが連日配達してくれるからです。
もしも、配達してもらえなかったら、こんなに毎日いちごサンドや生いちごベーグルを作ることはできないです。

いちご受け取りに往復する時間を捻出するのは、うちみたいに小さなオーナーシェフの店では難しい。
毎日朝早くから仕込みして、中身の材料も手作りしています。
小麦粉などは富澤商店やイズミヤさんに週1で配送してもらっていますが、地元農家さんのものをどちらがいつ配達するか折り合うのはなかなか難しいです。

上原さんが毎日朝いちごを収穫してすぐに配達してくれるのは、本当に本当にありがたいことです。
例えば「あまおう」ならば収穫して配送すると、使うまで数日かかってしまいます。
一方、上原さんのすごく美味しい品質のいちごを数時間後に使えるのは全然違います。

その昔は、私自身がいちごを収穫してました。
休みの日にHP更新など事務作業をやっているのですが、そこにいちご収穫が入るとほんと時間がなくて大変でした。
一方、農家さんも一人もしくは家族でやっているところが多いので、なかなか時間が取れない方が多い。
配達はしていない農家さんも多いです。
使いたくても、私も受け取りに行く時間がなくて、あきらめなくてはならないこともたくさんあります。
最初は頑張って受け取りに行っていても、やはり続かなくて止めたものもあります。

本当はもっと地元の農作物を使いたくても、配達問題がクリアできないと商品化できないのです。
だからといって工場規格品ばかりの食材を使ったベーグルだと、ワクワクしてもらえない。
なかなか難しいなあと思います。

旬のベーグルを作って皆さまに届けるには、素材探しから始まって、配達をどうするかというシビアの課題をクリアしなければなりません。

上原さんが届けてくれるから、こうして毎日いちごのベーグルやサンドを皆さまにお届けすることができます!