もちもちベーグルには、茹でる時間の見極めが大切!

毎朝、そのベーグルごとに茹で時間を見極めています!

 

皆さま、店主の茶野です。
ベーグルって茹でるって知っていました?
以外と知らない方多いんです。

 

茹でてから焼くのがベーグルの作り方です。
大きなベーグル屋さんでは大量生産しなくてはならないので、茹でるという工程を止めてスチームに変えているところもあります。
茹でて焼くのは、たくさん作ることには限界があります。
でも手間暇かけて茹でて焼いたベーグルのもちもちさは、別格!

 

さて、その茹でる時間ですが、実は毎朝違います。
それもベーグルの種類ごとに違います。

 

前の日に私たちがどのような状態で成形までやったのかにより、翌日の茹でる時間は全然変わってきます。

 

前日に未熟だったベーグルは、翌朝茹でる前に少し常温に出して発酵をとって茹でます。
そして茹で時間も長めにして、生地がふっくらするまで茹でます。

 

前日に発酵が進んだベーグルは、翌日は早めに焼きます。
そして茹でるのもさっとです。
茹でるときにベーグル生地中の糖分をなるべく残して、オーブンで膨張するようにコントロールします。

 

どのくらい茹でるとベストなのかは、毎日ベーグルを見ているからわかる。
ベーグルがふっと一段階ふっくらして弾力もある状態が、茹でるのをやめる丁度ベストなタイミングです。

 

的確に茹でる時間を判断することにより、美味しさは変わります。

これからもベーグルがここね!と教えてくれるポイントの見極めをさらに強化していきたいと思います。