今日が最終日、「森島さんちのまじめな梅フェア」!

実は、梅はサンドもベーグルも仕込みが大変でした!

 

皆さま、店主の茶野です。
今日で「森島さんちのまじめな梅フェア」終了です。

森島さんの梅干があまりに実直だったから、使いたいと思い企画した今回のフェア。

 

梅干という主役でありながら、量は控えめにしなくてはならなく、苦戦した1か月間でした。

 

まずはサンド。

お客さまが「ベーグルカンパニーの個性派サンド」とおっしゃってくれて嬉しかった。
そう、個性的なんです。

おにぎりではないから、梅干だけ入れるなんてできない。
そうなると、材料の組み合わせで梅干を感じながらも、梅干によって引き立てられた具材の組み合わせを食べるサンド。

基本的にパーツパーツのサンドの材料を作り、味付けするので、その準備を毎日やるだけで時間がかかりました。
毎日サンドの準備をしていて、ベーグル屋なのにサンドの準備に時間かけすぎ!なんてことも感じましたが。

 

 

そして、ベーグル。

青梅甘露煮を使うベーグルは、漏れ出てしまうのを少しでも改善するために成形に時間がかかりました。
先月に「大人のチョコレートフェア」をやりましたが、その時にチョコレートもクーベルチュールだったために相当時間かけましたが、今月も継続でした。
水分の多い果物はベーグルの中に閉じ込めておくっていうのが、そもそも難しい。
ひどく煮詰めるか、あんこなど水分を吸ってくれるものを一緒に抱き合わせて巻き込むか、しかないんです。

もしくは、サンドに使うかです。
パン屋だったらデニッシュにして上に乗せて焼けばよいですが、ベーグルは中に入れて茹でるのでハードルが高い。

 

時間かけながら、慎重になりながら、連日成形していました。
スタッフの技量向上にはつながったかもです。

 

大変だった仕込みも、お客さまの笑顔には代えられません。
買いに来てくれるっていうのは、私たちが奮闘していることへの支持ってこと。
支持してもらえるようなベーグルをこれからも作っていかねば、です!