古くて新しいもの

時代を超えて続くもの

 

皆さま、店主の茶野です。
この週末、用事が合って主人の実家がある大阪に帰っていました。

古くて変わらないものの良さを再確認してきました。

 

まずは喫茶店「マヅラ」。

主人がどうしても私を連れて行きたい喫茶店があると。
タイムスリップしたような喫茶店で、モーニング食べようと言います。

再開発が進む大阪駅周辺において、昭和な雰囲気が漂う大阪駅前第一ビル。
このノスタルジックなビルに、昭和にタイムスリップしたようなレトロな純喫茶があります。

 

万華鏡のような店内。
置いてあるテーブルも装飾も古い!
その古さが心地よい。
そして、ジャズが流れていて、音楽だけ聴いているとまさにニューヨークです。

 

そしてモーニングがコーヒーに卵サンドで400円です。
卵サンド、めちゃくちゃ美味しかった。
ありえない価格です。
大阪梅田の駅前に、こんなに昭和レトロな素敵すぎる喫茶店があって。
毎日通いたい!!

 

 

通天閣の近くにある釣鐘カステラの本店。

主人がここのカステラが大好きで、帰省するたびにデパ地下で買っているんです。

本店に入ると、ごーんと釣鐘の音がします。
ふざけてるー。大阪人ってすごい( ´艸`)

 

食べてみると。
すっごい地味なんです。
今どきこんなカステラありなんだ。。。
硬さもあり、もさっとしていて、なんじゃこの昭和の味は、、、。

 

はちみつの味がするね、と言って一つ食べる。
この硬さが硬いけれど絶妙な硬さだね、と言ってまた一つ食べる。
牛乳が欲しくなるけれど、日本茶でも良いかもね、と言ってまた一つ食べる。
パッケージの裏に「一晩寝かせた生地」と書いてあるのを読みながら、確かめたくてまた一つ食べる。

 

気づくと一袋あっという間に食べ終わってるではないですかー。

 

あーなんだかパリのポワラーヌのクッキーみたいだ。
素朴で、自分でも作れそうで、なんだかんだ言いながら食べ終えてしまう感じ。
こういうの好きなんです。
何これ、自分でも作れそう、小麦粉というよりメリケン粉よね、なんだか昭和な感じで古いよね、と思いながら、その古さにはまってしまう。
古さの中に、ほっとする褪せない心があったかくなる美味しさ。

 

 

 

十三にある喜八洲総本舗にも行ってきました。
このおはぎが大好きで、主人が大阪に帰る際には必ずリクエストします。

ここの花ぼた餅が「今時、こんな大きくて、こんな昔ながらのおはぎがあるんだ」というくらい、すごいレトロなんです。
昔おばあちゃんが作ってくれたような昔ながらのおはぎ。

でも餅もあんこも最高に美味しい。
あんこの甘さが絶妙なんです。

しかも170円です。

 

 

 

大阪の有名なおしゃれなショコラティエ屋さんにも行ってきました。

 

 

でもやっぱり自分が好きなのは、昔ながらの古くて変わらないもの。
時代を超えて変わらないもの。

 

ベーグルカンパニーはまだ13年くらいの歴史しかないけれど、これからも「なんだかほっとする」のロングセラーを生み出していきたいなと心新たに思います。