「高橋真二郎フェア」、豚一頭の命を無駄なくいただきたい

皆さま、店主の茶野です。
「高橋真二郎フェア」に来て下さり、ありがとうございます。

昨年度のフェアの後、高橋さんが言った言葉が胸に突き刺さりました。

昨年度、生ハム、レバーケーゼ、肩ロースなど特定の商品は圧倒的な人気ですぐに完売。
一方、その特定の商品を作るときに、１頭の命をまるまる使うので違う商品もできているのです。

昨年度のフェアを始めるにあたり、高橋さんのところで色々な商品を試食されてもらいました。
昨年度は初回のフェアだったので、誰にでもなじみのあるわかりやすい商品をピックアップしました。
でも紹介できなかった他の商品にも、個性あるものがたくさんありました。

今年は、高橋さんのいろいろな商品を紹介することで、１頭の命を無駄なくいただくことに少しでも貢献したいと思っています。

皆さまには、高橋さんの豚肉のすごさを味わって欲しい。
味わいある個性豊かな宝石のような豚肉の数々を知ってもらいたい。

高橋さんには、特定の部位だけでなく、いろいろな部位を使わせていただくことで、養豚に少しは貢献して喜んでもらいたい。

それが実現できたら、今年のフェアは意義あるものになるのではないかと思っています。

今週から登場した新しいソーセージ「ヴァイスブルスト」。
白いソーセージです。
ネギが入っていますが、あくまで控えめ。
味は繊細で上品。
その品の良さを生かすためにスモークはかけていません。
通好みの逸品。

同じく今週から登場したのは、「フランクフルト」。
個性ありすぎでしょ？
しっかりと余韻が残るスモーク。
パンチの効いたしっかりした豚肉の味は、ベーグルサンドにぴったり。

同じ形の２種類のソーセージ。
食べ比べて楽しんでくださいね。