「BIG APPLEフェア」、紅玉りんごの火の通し方

紅玉りんごって加熱すると大変身。
りんごの火の通し方のお話しです。

皆さま、店主の茶野です。
りんごが美味しいって言ってくださり、ありがとうございます!!

 

10/15~
「BIG APPLEフェア」
青森県弘前の完熟りんご農家「石岡千景さん」の紅玉りんごです。

 

 

フェア開始から3日目。
りんごが美味しいと評判良くて、とにかく嬉しい。

 

ちかげさんのりんごは蜜入りで、とっても水水しい。
その紅玉りんごをさらに美味しくするのが私たちの仕事だと思っています。
そうできなければ、生で食べたほうが良いわけだし。

 

紅玉りんごは加熱すると大変身します。
生でかじると「何これ?すっぱーいいい」という感じですが、火を通すと甘くてはっきりとした味になり、めちゃくちゃ美味しい。
さなぎが蝶に変身するかのごとくです。

 

りんごの火の通し方ですが、ベーグルカンパニーでこだわっているのは色の綺麗さと食感を残す加熱。
ベーグルの中や焼き菓子の中に入れて更に加熱することを考えて、加熱は一歩手前にしています。

 

皮つき
カット大き目
強火
短時間

 

きび砂糖をまぶして紅玉りんごから水分がちょっと出てきたら、最初から最後まで一気に強火です。
心配でかき混ぜすぎると、りんごがつぶれてしまうので、そろそろという時を見極めてじっとしています。
焦がしてしまったことも、過去あります。。。

 

弱火にすると、さえない色とさえない水っぽい味になるんです。
これはりんごだけでなく、果物全般に言えることかな。

 

りんごから出た水分が再度りんごに戻ると、つやっつや。
形も残っているけれど、火は通って甘くなっている。

 

これが理想とするりんごの火の通し方です。

 

「BIG APPLEフェア」はりんごがなくなるまで。
ぜひお早目に!