ちかげさんのりんご、味が濃くて焼き菓子に良く合います。
今日が最終日です。
皆さま、店主の茶野です。
「BIG APPLEフェア」、今日が最終日です!!
青森県弘前の完熟りんご農家「石岡千景さん」の紅玉りんご。
通販のお客さま、順次お作りしています。
11/14までお時間ください。
最終日の今日も、たくさんのサンド、ベーグル、焼き菓子を用意します。
作る数と必要なりんご量を毎日電卓たたきながら、今日まで作れるようにやってきました(笑)
今日は、焼き菓子のお話。
焼き菓子もお陰様で好評なんです。
うちの焼き菓子が一番好きとおっしゃってくれる方もいて、小さな店で作れる数は限られるけれど、手間暇かけて作っていることが報われます。
おうちで作れそうで作れない、もしくは面倒で作りたくない、そんな素朴な焼き菓子がベースになっています。
ベーグルカンパニーで焼いている焼き菓子のほとんどは、私がお店を始める前に家族や友人のために焼いていたものばかり。
その時に評判が良くて「また焼いてね」と言われていたものが、今登場しています。
冷凍庫を開けると、マフィン数10種類が入っているなんてこともざらにありました。
カステラに凝って、毎日焼いていて、家族からカステラ禁止命令が出たことも。
あの時にバカのようにたくさん作っていた経験があるから、今作ることができるんだと思います。
そうでなければ、ベーグル作りの傍らに焼き菓子を習いに行ってなんて時間は取れないと思うし。
それに、いろいろ自宅で作ってきて、いっぱい失敗してきたから、今があるし。
そう考えると、ちかげさんのりんごを前に、今まで作ってきたりんごの焼き菓子を数年ぶりに作ることができて嬉しい。
何が役に立つなんてわからないなーと思います。
「紅玉りんごのマフィン」
当初はジンジャーとりんごの組み合わせにする予定でした。
しかし!
ちかげさんのりんごがとっても美味しいので、ジンジャーを入れるのを止めました。
生地にしっかりバターを入れて、りんごだけの直球勝負のマフィンとしました。
りんごの酸味を和らげて美味しくしてくれるのが、サワークリーム。
りんごの水分とサワークリームで、中しっとり。どっしり。
生地が柔らかいので、コントラストを出すためにクランブルを乗せます。
「紅玉りんごのサワークリームケーキ」
これもサワークリーム入り。
りんごはトッピング用だけでなくて、生地にもたっぷり角切りで入れます。
大きさの違うりんごがあることで、食感のアクセントにもなります。
これも生のりんごで、生地はとってもしっとり。
水分量が多いので、ハードに1時間半くらい焼きこみます。
「紅玉りんごの田舎風ケーキ」
これは、生地の量よりりんごが多い。
混ぜていても、りんごに生地がまとわりつくって感じ。
型に入れても、りんごが頭を出している。
これは、サワークリームを使わずに、アーモンドプードルでコクを出します。
「アップルアップルケーキ」
牛乳やサワークリームの代わりに入れるのは、りんごのすりおろし。
そして、りんごの千切りもたっぷり。
牛乳などが入らない分、生地は硬めになり、コクが出ません。
なので、トッピングにシナモンのアイシング。
生地はお砂糖控えめで地味なのに対して、アイシングでインパクトを出します。
「紅玉りんごのシナモンマフィン」
ちかげさんの濃いりんごを生で入れたマフィンを作りたいと思い登場。
りんごが甘くない分、シナモンを混ぜて風味を出し、トッピングにきび砂糖を乗せて焼きます。
アメリカンな感じ。
本当はアップルパイも作りたかった。。。
でも、マンパワーが足りずに断念。
来年度の楽しみに取っておいてくださいね。