削りの技術を極める「西尾商店削り節フェア」

削り節は素材が一番、
そして削りの技術も大切。

皆さま、店主の茶野です。
削り節フェアを今年もやって良かった!

 

 

1月「西尾商店削り節フェア」です!
日本で一番おいしい削り節とベーグルとのコラボです。

 

 

まだ3日目ですが、連続で来てくれるお客さまがいるんです。
嬉しいのは、昨年度食べてくれたお客様さまが今年も来てくれること。
これってすごく嬉しいことなんです。

 

 

昨日のブログでは、削り節って素材が何より大切という話を書きました。

でも素材だけではないはず。
私たちも北海道産の美味しい特定の小麦粉を使っていますが、じゃあこの小麦粉を使えば誰でも同じベーグルが作れるかっていうとそうでないはず(と、私たちは信じています)。

 

 

素材があって、
それを使いこなす技術があって、
初めて心を揺さぶる削り節ができます。

 

 

 

西尾商店で削りを担当しているのは、西尾透雄さん。
4代目です。

 

 

透雄さんは言います。

 

「素材が1番なのは当たり前な話なんですが、刃を見る(薄く削る)職人の技術は、非常に重要なんです。

感覚ですが、大体、花かつおは0.01mmを基準として削ってます。

削るときには、感覚で削っていると思っています。
自分の場合は、左手の中指がセンサーになっています。
削っている盤を中指がかすかに触っている感覚が熱いと、削りの途中で刃を調整します。
これは、感覚の問題で、計測して機械的に出来るものではありません。

量産体制でやってるお店は、ここを端折ってしまい、削りが厚くなることもあります。

西尾商店では、削りの品質にこだわります。」

 

 

透雄さんはさらにこう言います。

 

「削りの技術をもって、香りの強いかつお節を、口溶け柔らかに削ること。
削りの技術習得には完成形はありません。
常に鍛錬。
終わりのない世界です。」

 

 

西尾商店の削り節が感動するくらい美味しいのは、本物への信念が揺るがないから。
素材へのこだわり、
そして最高の素材を削り技術へのこだわり。

 

 

食べれば心を打つ削り節。
ぜひ食べてみてくださいね。

 

西尾商店の削り節は、お取り寄せで購入できます。