手間暇かかるいわし削り、「西尾商店削り節フェア」

美味しさは、見えない手間の積み重ね。

皆さま、店主の茶野です。
昨日は春のようなお天気でしたね。

 

 

1月「西尾商店削り節フェア」やっています!
日本一おいしい削り節ともちもちベーグルとのコラボです。

 

 

いわし削りって、食べる機会あまりないですよね。

 

西尾商店のいわし削りの原料は、長崎や熊本近海で獲れた片口いわし、ウルメいわしを煮て干したものを仕入れています。

 

何より大切なのは、品質の良いいわしを使うこと。
品質的に良くない原料は、身脂が強く、酸化し変色します。
勿論、味も落ちて削りも茶色くなってしまいます。
西尾商店のいわし削りが透き通る乳白色なのは、いわし自体の品質の素晴らしさの表れです。

 

 

そして、いわしを削るまでが手間がかかるんです。

 

まず煮干しはそのまま削るのではなく、仕入れたいわしの頭、内臓、尻尾を除去します。
そして、水分を加え(噴霧器のようなもので)圧縮蒸気で加熱殺菌を兼ねて柔らかく戻す。
それを、室内の調湿された空間で乾燥させて、削れるように硬さ、乾燥具合を調整。

 

このように手間がかかるので、大きなメーカーではいわしを削りません。

 

西尾商店の削り節への熱い思いがこもったいわし削り。
今回のフェアでは「茶野直球サンド いわし削り」で紹介しています。
ぜひ食べてくださいね。