地産地消の取り組み、ヘヴンリーファームの「炭素循環農法」

100年後も麻生区岡上で継続する農業を。
ベーグルカンパニーは地元で頑張る農家さんの野菜を使うことで、その思いを応援します。

皆さま、店主の茶野です。
いよいよ、キクイモサンド最終日です。

 

2/23(火)~2/27(土)
「キクイモとツナのサンド Kikuimo & Tuna Sandwiches」
ヘヴンリーファーム THE HEAVENLY FARM(川崎市麻生区岡上)の高松さんのキクイモ。

 

まずは高松さんの紹介。
高松克行さんは、高松家16代目。
今年で就農3年目。

就農した理由は、いずれは後を継ぐとは思っていたけれど、歳をとってサラリーマンを辞めてから始めるのはちょっと違うかと思っていたそうです。
ちょうど将来を模索しているタイミングで、きくらげ栽培を始める話がご家族の中で浮上してきたので、脱サラをする決心をされました。

もともと起業することに興味があったので、就農して良かったと。
毎日が色々と自分の頭で考えて、挑戦する日々ですが、欲張らずに前を向いて全力で駆けていきたいと思ってるとのこと。

 

高松さん、優しいですよね。
お願いするとすぐにやってくれるし。
今回のキクイモ掘りもすぐに対応してくれて、皆さまにサンドを作ることが出来ました。
忙しいだろうに、岡上から車飛ばしてキクイモを届けてくれて。

 

次に高松さんが師匠や仲間と共に実践している、「炭素循環農法」について。
単層循環農法は、土を作るという事に重点を置きます。
まだまだ土作りに時間がかかっていますが、今後健康な土壌が出来上がった暁には今までの努力も報われます。

 

 

炭素循環農法とは、炭素と窒素の割合を一定にして土の発酵を促す、化学肥料や農薬を用いない農業のこと。
ワラや竹チップなどの炭素資材を適切な割合で土に混ぜることで、土の中の菌や微生物の働きが活発化。
その結果、虫が近寄りづらくなり、うまみのある野菜ができます。

 

 

実際、炭素循環農法で作った野菜を何回か食べましたが、とっても甘い。
ネギなんて、フランス産のポワローかと思う甘さと柔らかさ。
小松菜も苦みがなくて甘い。
これだとたくさん食べれるし、野菜をたくさん取れるので体の調子が良くなる。

 

 

高松さんの畑で無農薬で育てる柿の樹。
鳥たちは無農薬で甘い柿をまずは狙ってくるとのこと。
甘くて美味しい柿を収穫するのは、鳥のほうが一歩早いと。
私の実家でも無農薬で柑橘系果物を栽培していますが、同じことを言っています。
明日収穫しようと思っていると、朝起きたら鳥に食べられていたと。

 

100年後も地域で続く農業を。
人間に、野菜に、生き物に、地球に優しい農業を。
子供たちの未来のために、安心して食べられるものを。

 

ヘブンリーファーム高松さん、その思いで麻生区岡上の地で農業を営んでいます。
ベーグルカンパニーは地元で頑張る農家さんのものを使うことで、高松さんの思いを応援します。

 

 

「ヘヴンリーファーム」

FRESH FOOD MARKET(直売所)

毎週、火曜日・水曜日・木曜日・土曜日
無農薬野菜・加工食品などの販売をしています。
営業時間:10:00-16:00  不定休
(現在11/1-水曜日・土曜日の営業となっております)

神奈川県川崎市麻生区岡上1025

 

ヘヴンリーファームのHPはこちら。
http://heavenly-farm.holy.jp/