新米Yukoと2人で仕込んだ1週間!

基本業務の徹底を教えています。

スタッフYuko

新米Yukoと2人でベーグルと焼き菓子を作ったこの1週間。
まさかのスタッフ二人が同時期にシフトに入れなくなるという展開に、こんな時期だからこそお客さまに迷惑をかけずに2人で乗り切ろうと。

スタッフYuko、ベーグル作りを仕事にしたくて昨年度入ってきました。
パン作りを仕事にするのは人生初めて。
いろいろな仕事を経験してきて、やはり自分の好きなことを仕事にしたいとベーグルカンパニーに来てくれました。

私も以前は全く違う仕事をしていました。
パン作りを通して自分が作ったものをダイレクトにお客さまに届けたくて、お客さまの笑顔を直接見たくて、前の仕事を退職してパン学校に行きなおしました。
遅いスタートだったので、学校でも修行先でもまったく使い物にならなくて、辛い思いをしたこともあります。
だからスタッフYukoが面接の時、「なんとかくらいついていきたいと思います」と言ったのが採用しようと思った決めてでした。

ベーグル生地を仕込んで、成形して、焼くという楽しい作業を支えているのは、確実な基本業務です。
ミスしたら致命的なことはダブルC’Kを入れるというオペレーションを組んでいますが、基本は1人1人がセルフC’Kで確実に仕事を進めていくことが不可欠です。
そのために、声だしや指さしは新人の時から徹底して教えています。
どこで何を声だししながら確認するのかは、目をつぶってでも出来るように何度も何度も教えます。
お客さまに喜んでもらい続けるために、確実な業務ができることが必要不可欠で大切なことであると教え続けています。

人の体に入る食べ物を作っているので、安全、安心、信頼してもらうためには、常に確実であり続けなけばなりません。
経験を積むと、見た目で間違いに気づけますが、見えないところ(酵母の量や塩、砂糖の量)に関しては、確実な計算や計量ができないとお客さまに直接迷惑をかけてしまいます。
お客さまをがっかりさせてしまうことは、何としてもやってはいけないと思っています。なので、キャリアの長い短いは関係なく、基本業務の徹底は全員で取り組んでいます。

もちもちで美味しいと思ってもらえるベーグルは、地味で地道な仕事のやり方に集約されています。
これからも基本を大切に、基本に忠実に、喜んでもらえるベーグルを作っていきたいと思っています。