春を告げる「のらぼう」

地元の伝統野菜を使ったベーグルサンド。

多摩区菅の高橋さん

「のらぼう」って何?と良く聞かれます。

セイヨウアブラナに属し菜の花よりくせがなく、茎が美味しく、鉄分やビタミンが豊富。
川崎市多摩区の菅地区を中心に栽培されている伝統野菜です。

地区の農家約二十軒でつくる「菅のらぼう保存会」会長で、のらぼうマイスターの高橋孝次さん。
今月1月で87歳になりました。
高橋さんは、自分で種取りをしながら70年にわたりのらぼう菜を作ってきました。
田んぼを転用した約千平方メートルの畑で二千五百株を栽培しています。

毎年2月から4月まで、ベーグルカンパニーではのらぼうを使ったサンドを作ります。
のらぼうは通常お浸しなど加熱して食べますが、高橋さんののらぼうは生でも美味しい。
最盛期には軒先で並べる先からどんどん売れていきます。
高橋さんののらぼう愛は半端なく、農家へのらぼう指導、NHKに登場するなど、とっても有名な方。
そしてめちゃくちゃチャーミングな方。
87歳とは思えないつやつやのお肌は、ご本人曰くのらぼうを毎日食べるからとのこと。食べたり、ジュースにして飲んでいると。

今年は2月中旬から、高橋さんののらぼうを生ではさむベーグルサンドを再開します。
今年も高橋さんののらぼうの美味しさを、ベーグルでお届けします!