9月「髙橋真二郎フェア」ご縁により出会えた豚肉

スタッフとの出会い、人とのご縁があったからこのフェアがある。

皆さま、店主の茶野です。
いよいよ明日からです。

 

9月
「髙橋真二郎フェア」

岩手県岩泉町の龍泉洞黒豚は、心を揺さぶる本物の味。
今年も岩手県の養豚家、髙橋真二郎さんが作る豚肉を使ったフェアです。

 

 

岩手県岩泉町に住んで養豚をする髙橋真二郎さんをつなげてくれたのは、元スタッフyukikoさんです。
yukikoさんは埼玉県に引っ越して通えなくなってしまいました。
在職中は、ベーグルカンパニーが大好きで一生懸命仕事をしてくれました。
今でもかけがえのない大切な人。

 

在職中にyukikoさんが、尊敬する大学の先輩が育てる豚肉がすごい美味しいから食べてほしいと。
髙橋さんの豚肉を買ってプレゼントしてくれました。
yukikoさん自身が学生時代に、髙橋さんの養豚場で実習をしていました。
金銭的にも苦しかった髙橋さんは、実習生と一緒に畜舎や放牧する場所を建てていました。

 

yukikoさんからいただいた豚肉食べて。
こんなに感動したのは初めて。
心を打ちました。

 

こんなに美味しい豚が育てられるのは、すごい努力をされているに違いないと。
あまりに感動して、髙橋さんに「すごく美味しくて感動しました!」と熱烈なFAXを送ったことを覚えています。

 

その時は、こんなに美味しい豚肉をうちみたいに小さな店が使えるはずがないと思っていました。

出会ってからは、自宅でここぞというご褒美に豚肉をお願いして送ってもらっていました。

 

 

それから年月は流れ、
髙橋さんの豚肉への感動は薄れることなく、
いつかベーグルサンドにしたいという気持ちは育ち、
直接頼んでみようと岩手県まで押しかけました。

 

髙橋さんにお会いしてお話を伺いました。
近隣の反対があったため岩手県で養豚するため引っ越しせざると得なかったこと。
土地を買うお金がなくて、知り合いの方が借りてくれたこと。
畜舎を建てる金銭も親戚やご友人からお借りして、10年前に借金を返済できたこと。
お子さま4人は全員奨学金で卒業してもらったこと。

 

色々なご苦労をされながらも、
小さな養豚場が生き残るために必死に毎日頑張っていることを知り、
情熱もって頑張る髙橋さんの豚肉を使うことが髙橋さんへの一番の応援になるのではないかと思い始めました。

 

精一杯熱意をもって使いたい旨をお話し、
そして3年前にフェアをやることになりました。

 

スタッフyukikoさんとの出会いがあったから、髙橋さんに出会えた。
yukikoさんが自腹を切ってまでも私に髙橋さんを紹介してくれたから、髙橋さんとつながることができました。
そして髙橋さんの今までの道のりを伺い、ただただ「こういう人を応援したい」と思いました。

 

髙橋真二郎フェアをやろうと突き進めたきっかけは
「人とのご縁」
「頑張る生産者をベーグルを通して応援する」
あらためて、そう思います。

 

明日からの髙橋真二郎フェア。
一生懸命養豚に打ち込む髙橋さんの豚肉を食べてもらうことで、
皆さまにも、
髙橋さんにも、
喜んでもらえるように頑張ります!

 

 

ご予約は当日朝09:30までLINEにて承ります。
ご予約の場合は、追加がない場合は並ばなくて大丈夫です。
入口でお声をおかけください。
ラインナップはこちら。