髙橋真二郎さんの養豚場「龍泉洞黒豚ファーム」の羊が熊に襲われました。
皆さま、店主の茶野です。
雄大な自然に囲まれる養豚場は、熊の危険にもさらされています。
9月
「髙橋真二郎フェア」
岩手県岩泉町の龍泉洞黒豚は、心を揺さぶる本物の味。
今年も岩手県の養豚家、髙橋真二郎さんが手間暇かけて育てた豚肉を使ったフェアです。
先月8/27朝に、髙橋さんが除草用に飼っていた羊1匹が熊に襲われるという被害が発生しました。
その前々日にも羊が熊に襲われて死んでしまったばかりとのこと。
人間も黒豚も襲われないように、地元の猟銃会が罠を設置しました。
2年前に私が髙橋さんにフェアへの協力をお願いしに養豚場へ行った際にも、熊がでるんだよと教えてくれました。
髙橋さんの養豚場は岩泉町からさらに山間部に入っていきます。
岩泉町とは天気が違うとのこと。
訪問した時に道が不安で誰かに聞きたくても人がいない。
車も通らない。
携帯の電波も場所によっては立たない。
看板もない。
そんな中、電話がつながって髙橋さんの養豚場が見えてきたときにはほっとしました。
到着するとおびただしい犬、犬、犬。
不審者と思われてワンワン鳴かれると、髙橋さんが出てきてくれました。
このワンちゃんたちは、熊が出た時の番犬がわりとのこと。
さすがに熊とは戦えないけれど、泣くことで異変に気付くことができます。
雄大な自然の中での養豚は、台風、豪雪、熊など、メリットと引き換えに大変なご苦労もあります。
だからこそ、「豚にとって最高の環境で養豚したい」との思いで岩泉町に移り住んだ髙橋さんの手間暇かけた豚肉を、皆様に喜んでもらうことが私たちの応援だと思っています。