赤ワインのケーキに使う「シャンベルタン」って、特級畑の名前です。
皆さま、店主の茶野です。
ブルゴーニュのグランクリュ「シャンベルタン」を使うケーキ。
このクラスのワインをケーキに使うなんて、ベーグルカンパニーでしかできないケーキです。
「シャンベルタン」って何なのか。
これは、特級畑の名前です。
どれが特級畑なのかは、もう覚えるしかありません、、、
ブルゴーニュの格付けは、5つに分かれています。
まず一番手軽なワインが「地域名」がついているワイン。
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次にクラスが上なのが、「地区名」がついているワイン。
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その上に「村名」がついているワイン。
シャンベルタンがある村名は「ジュブレ・シャンベルタン村」です。
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さらにその上のクラスが、1級の畑です。
ジュブレ。シャンベルタン村には26の1級畑があります。
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さらに、さらに一番格付け的に最高なのが特級畑の名前がつくワイン。
「シャンベルタン」がそうです。
ジュブレ・シャンベルタン村には9の特級畑があります。
それぞれ個性があります。
一番有名なのは、やはりシャンベルタンです。
シャンベルタンは、別格の扱いです。
ちなみに、各村で作っているのは赤ワインのみとか、白ワインのみとかが決まっています。
ジュブレ・シャンベルタンでは赤ワインのみがAOCとして認められています。
ソムリエ試験では、この特級畑の名前、1級畑の名前、畑の配置、品種を覚えます。
ワインのラベルを見ると、そのワインの情報が書かれていますが、それ以前にすべて覚えます。
当時は必死。
替え歌などを作って、慣れないフランス語の畑の名前を覚えたものです。
現地に行けたからこそ、なかなか覚えられなかった畑の名前や特徴が覚えられました。
ワインの話。
話だしたら止まりません笑
畑、
だれが作るか、
どういう作り方か、
ビンテージは。
いろいろな要素が複雑に絡み合って出来上がっています。
毎年同じものができない。
だからこそ、奥が深くてはまります。