赤ワインのケーキに使う造り手アルマン・ルソーさんのワインとは。

ブルゴーニュで最も偉大なドメーヌのひとつ、アルマン・ルソー。
ワイン造りはテロワールが与えてくれるもの。

皆さま、店主の茶野です。
今週から登場の「19992年産シャンベルタンと無花果のケーキ」。
大人の女性に喜ばれています。

 

ワインは造り手により全然味わいが変わると先日書きました。

 

今回のドメーヌ、アルマン・ルソーはジュブレ・シャンベルタン村で著名なドメーヌです。
しかしとっても人懐っこくて、訪問した時に私も大歓迎されました。
ちなみに、ドメーヌとは、ドウ畑を所有しており、ブドウの栽培や瓶詰めに至るまでワインの製造を行う生産者のことを指しています。
これに対して、ブドウ生産者からブドウを買い付けてワイン醸造を行うのはネゴシアンといいます。

 

不正が横行したブルゴーニュワインの品質向上に大きく貢献したのが、アルマン。ルソーです。

 

所有畑の半分以上がグラン・クリュ。
減薬農法です。

 

抽出は自然に任せたものにすることで、畑の個性を出しています。
「テロワール」という言葉を何度もおっしゃっていました。
テロワールとは、「風土の、土地の個性の」という意味ですが、もっと身近な言葉でいえば「ブドウ樹をとりまく環境すべて」という意味でしょうか。
シャンベルタンというグランクリュ畑が語りかけてくれるようなワイン造り。
それがアルマン・ルソーのワイン造りです。