一期一会の出会い、1992年産Vin de Paille Arbois Jaques PUFFENEYを使う大人のガトーショコラ「Rhoneローヌ」

ベーグルカンパニーでしか作れないプレミアムワインを使う贅沢なガトーショコラ。
1992年産 Vin de Paille Arbois Jaques PUFFENEYを使います。
市場で手に入らない希少なワインです。

皆さま、店主の茶野です。
今年も大人のためのガトーショコラ「Rhone ローヌ」を作ります。
ただし、プレミアムワインで仕込む「ローヌ」は、今回が最後となります。

 

2/2~2/13
1992 Vin de paille Arbois  ヴァン・ド・パイユ アルボワ
造り手ジャック ピュフネイで仕込む
「大人のプレミアムガトーショコラ Rhoneローヌ」

 

このワインは、買いたくても、飲みたくても、手に入らない本当に貴重なワインです。
なんといっても、造り手であるジャック・ピュフネイ氏がワイン作りから引退。
1992年というヴィンテージ。
藁ワインという希少さ。
何をとっても超、超、超プレミアムがワインです。

 

このワインの産地、アルボワ。
アルボワって場所をご存じな方は、そうとう通な方なのではと思っています。
ジュラ地方の北部にあるアルボワは、この地方のワイン産業において最も重要なエリア。
ジュラワイン発祥の地でもあります。
古い街並みの残る観光地としても知られている。
私も訪問した時の中世のような街並みにワクワクしました。

 

日本ではジュラワインよりも、ジュラ産のコンテという熟成されたハードチーズがよく知られています。
コンテというチーズ、大好きです。

 

コンテが大好きになったきっかけは、今回のワインの造り手ジャック・ピュフネイを訪問した時に、ワインと共にコンテをサーブしてくれたこと。
同じ産地であるアルボワのワインとコンテが、泣けるほどに相性が良い。
コンテのナッティーさが、ジュラのヘーゼルナッツのようなヴァン・ジョーヌと相思相愛。
コンテってこんなに美味しいチーズだったんだと感動しました。
それから、フランスに行っていた時も、日本でも、必ず買うチーズのひとつがコンテ。
コンテとジュラのワインとの相性は抜群なんです。

 

そんなコンテのイメージが強いジュラですが、前述の通りブルゴーニュの東に位置するフランス最小のワイン産地で、多くの素晴らしいワインも生産されています。

 

今回使う造り手であるジャック・ピュフネイも素晴らしい生産者。
卓越した栽培、醸造に関する情熱、技術からジュラの生産者たちからアルボワの法王と呼ばれていました。
フランスの権威メイユール・ヴァン・ド・フランスでもジュラ最高の3ツ星を獲得していたジャック・ピュフネイは2014年ヴィンテージを最後に引退したとのこと。
私が訪問した後の引退。
残念です。。。本当に残念です。
それを知ってから、このワインへの思い入れがさらに膨れます。

 

ジャック・ピュフネイ氏を訪問して藁ワインとなる貴腐ぶどうを見せてもらいました。
ぶどうも食べさせてもらいましたが、甘い!
ヴァン・ジョーヌという黄ワインも、コンテというチーズと共に試飲。

 

 

今回のプレミアムガトーショコラ「ローヌ」に使うのは、その時のワインです。
1992年産 Vin de paille Arbois 。
もうね、絶対にチョコレートにあうはず。
それも同じフランス産のヴァローナと、合わないワケが見つからない。

 

引退してしまったジャック・ピュフネイ氏への感謝の気持ちと共に、大人のガトーショコラ「ローヌ」を作りますね。
もはや、手に入らないこの偉大なワインと共に皆さまを笑顔にできますように。