お酒が飲めるベーグルサンド。
蕗のジャキジャキの歯ごたえある食感と鶏肉の旨味がたまりません!
皆さま、店主の茶野です。
地産地消の取り組み。
地元の松屋梨園香山さんの旬の蕗を使うサンドが始まりました。
蕗のサンド!めずらしいですね?
とよく言われます。
蕗って煮物が定番ですよね。
でも炒めものもとっても美味しい。
私は食感あるものが食べている感があって好きなので、蕗は断然炒めもの派!
もちもちのベーグルと、ジャキジャキの蕗のコントラストがお気に入りのサンドです。
今回はお店で人気の蕗を使うサンドの作り方をお知らせしますね。
ぜひ旬の蕗を手に入れて作ってみてください。
蕗ってベーグルに合うんだ!とびっくりするはず。
目次
「蕗と鶏肉のサンド ペペロンチーノ風」
1.蕗のあくぬきの方法
ふきって下処理が面倒くさい?と思っている方。
ベーグルカンパニーの下処理はいたって簡単。
時間かかると毎日のことになるので辛くなるし続かないから。
①蕗の板づり
蕗はカットしないでそのままの長さで。
カットすると皮むきに時間がかかります。
そのままの長さで、まな板の上で板ずりをします。
塩の量はもう適当ですが、一般的にはふき1束に対して大さじ山盛り1杯ほどの塩をふりかけます。
両手のひらでゴロゴロとふき同士をこすり合わせるようにまな板の上で板ずりします。
この板ずりをすることで、ふきが色よくゆで上がり、後から皮もむきやすくなります。
②蕗の茹で方
大き目の鍋でたっぷりのお湯を沸かしてください。
塩をついたままで茹でます。
3分。
竹串がすっと入るくらい。
でも茹ですぎないように。
冷水にとり冷ます。
③蕗の皮の剥き方
蕗の上部の太い部分を3~4か所3cmくらい皮をむき、それをひとつにまとめ、気に下端まで皮をむき取ってください。
一気に下まではぎとってください。
1本の蕗の皮を5秒くらいで剝いていきます。
色々と試した結果、この方法が一番早く蕗の皮がむけます。
皮を剥いたらカットしないで保存容器に入れます。
水につけたまま。
水は毎日変えてください。
冷蔵庫で1週間ほど持ちます。
2.「蕗と鶏肉のサンド ペペロンチーノ風」の作り方
①材料(ベーグルフル1個分)
●玄米ベーグル1個
●下処理した蕗200g
●鶏肉50g
●にんにく1/4個
●鷹の爪 小さめ1/4個
●オリーブオイル
②作り方
(下準備)
●にんにくは包丁でつぶしてからみじん切り。
●鷹の爪は種を取り出し、ごくごく薄くスライス。
●鶏肉は3cmくらいの長さに薄くカット。
火が早く入るように。
塩で下味をつけておく。
●蕗はベーグルの長さに合わせて10cmくらいの長さ。
旨味が滲みこむように、太い部分はそぎ切りにして断面を作ること。
(作り方)
●フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて、弱火で香りを出す。
●香りが出たら、鶏肉と鷹の爪を加えて火を中火に。
●鶏肉に火が通ったら蕗を入れてざっと混ぜ、塩で味付け。
●すぐにお皿にもって水分を飛ばす。
(ポイント)
●蕗の太さを6mmくらいに合わせて、断面を出すようにすると鶏肉の旨味が吸収されて美味しくなります。
●蕗を入れたら一気に仕上げてください。
火をかけすぎるとせっかくのジャキジャキ食感が失われてしまいます。
③アレンジレシピ
鶏肉の代わりにベーコンでも。
その際には、鷹の爪はやめて、仕上げに黒胡椒をたっぷりと!
皆さま、ぜひ作ってみてくださいね。
お酒にも合う味わいです。
ベーグルって朝ごはんのイメージがありますが、晩御飯にもばっちりですよー。
旬の蕗ベーグルで皆さまに喜んでもらえますように!
3.地元の松屋梨園さんは、蕗も栽培しています!
梨栽培150年以上の歴史ある松屋梨園。
神奈川県川崎市多摩区にて梨を中心にスモモ、杏、野菜を生産・販売しております。
蕗、多摩川梨、のらぼう、杏、無花果等々、季節折々の果物や野菜と栽培していますので、ぜひメールや電話、インスタなどから連絡を入れてみてください。
この時期は蕗でお世話になっております。
6月後半になったら杏を使わせていただく予定です。
松屋梨園の香山さん一家。
今はメインはご夫婦で栽培されています。
奥さまのまゆみさんがとっても前向きで明るくてエネルギッシュ。
人の役に立ちたいと言う行動力はハンパないです。
農家の嫁に来られ、農家の大変さを身をもって知り、地元農家の作る農作物をもっと皆さまに食べてもらいたいと日々勉強しております。
私もスタッフも大好きな方です。
https://www.matsuyanashien.com/
松屋梨園さんのインスタはこちら。