プロのベーグル屋が教える「豚ロース桃ソース添え」の作り方!

豚肉のコクに桃の優しい甘さが良く合います!
超簡単なのに、食卓が豪華になりますよ!!

皆さま、店主の茶野です。
昨日と今日限定サンドにご予約をたくさんいただき、ありがとうございます。

 

今日は、お店で作っている豚ロース 桃のソース添えの作り方をこそっと知らせしちゃいます。
桃はそのまま食べたい!と言っていた家族に食べさせたら、「いいんじゃない、美味しいよ」と褒めてもらえましたー!!

 

9/3(土)9/4(日)の二日間限定
「豚ロース 桃のソース添えサンド」
豚肉のコクを桃の優しい甘さが引き立てます。

 

 

●豚肉と果物を合わせると美味しくなるワケ

酢豚に代表されるように、豚肉と果物の組み合わせが美味しいのは理にかなっています。

 

①果物と一緒に調理することで、脂っこい豚肉があっさりと食べられます。
②また、果物の酵素が肉のたんぱく質を分解して柔らかくしてくれます。
③髙橋さんの豚肉は飼料により臭みがないのですが、一般的な豚肉の独特な臭みを消してくれる効果もあります。

 

今回なぜ桃を使ってみたいと思ったのか?
夏季休業中に知り合いのフランス料理店で食べた桃のデザートがすごく美味しかったから。
以上の理由なんです。

 

最近食べた桃のデザートの中でダントツ美味しかったんです。
「ああああああああ!桃ってこんなに美味しいんだ!!」と単純に感動。
で、桃を使ったサンドを作りたいと思い、夏季休業中に色々と試作してできあがったのが今回のサンド。

 

実は、、、、
この料理は、サンドではなくてそのまま食べて欲しい。
豚肩ロースのステーキをがつんと焼いて、そこに桃のソースをたっぷりかけて絡ませて食べると最高なんです。
桃のソースをちょっと複雑な香りにしているので、おうちのごはんがビストロ風に早変わりです。

 

 

●豚ロースステーキの焼き方

焼きすぎると、硬くなって、パサパサになっちゃうので火加減に要注意!

 

焼く前に、常温に戻します。

 

フォークやナイフを使い、筋切り。
そして塩、胡椒。

 

髙橋さんの肩ロースステーキを焼くときは、油は不要です。
熱したフライパンで焼き始めると、じゅわーと油が出てきます。

 

中火で両面を軽く焦げ目をつけたら、蓋をして中弱火に。

 

ナイフで切れ込みを入れて内部の焼き加減を確認。
余熱も利用しながら中央まで火が通るように焼きます。

 

ロースって一言で言っても、背ロースと肩ロースの種類があります。
髙橋さんの豚肉を使うようになって徐々に知ったという感じです。

 

背ロースと肩ロースの一番の違いは、その脂身の入り方にあります。
意識して見てみるとすぐにどちらの部位なのかわかります。
背ロースは赤身と脂身がくっきり分かれています。
肩ロースは赤身に脂身が網目のように広がっています。

 

私は肩ロース派です!
全体に美味しい脂が行きわたっていて、どこを食べても旨い!!

 

 

●ささっと作れる!基本の桃のソースの材料

ステーキ2枚用です。

○桃2/1個
○オリーブオイル適量
○玉ねぎ 100g
○生姜 10g
○白ワイン 大匙1
○はちみつ 20g
○粒マスタード小さじ1

 

上記が基本の桃のソースです。
白ワインがなけれな、お酢やレモン汁でOK。
はちみつがなければ、上白糖でOK。
にんにくの摺り下ろしや、醤油を少々入れてた美味しい。
ピンクペッパーを入れてもすごい美味しいです。

 

桃は糖度11度はある完熟のものを使えば、より美味しくなります。

 

 

●超簡単!基本の桃のソースの作り方

本当に簡単。
順番に炒めるだけ。
ちょっとだけ注意するのは、火加減。
桃の香りを生かせるように、たまねぎなどを焦がさないようにね。

 

では作り方を書きます。

 

①たまねぎはみじん切り、生姜もみじん切り。

 

②桃は直前に皮を剥いて、1cmくらいにカット。

 

③フライパンにオリーブオイルを入れて、玉ねぎと生姜を炒める。

色が入りすぎないように、中火。

 

④たまねぎがうっすら色ついたら、桃を加えます。

 

⑤桃から水分が一気に出てくるので、火加減をちょっとだけ強くして水分のみを飛ばす感じに。

※この写真はお店用に材料が多いので、記載の分量で作ればこんなに水分は出てこないのでご安心ください。

 

⑥水分飛ばしてとろみがついたら完成です。

お店では今回はドライフルーツを入れてみました。

 

⑦焼いたステーキにかけて。

かんぱーい!!

 

桃がまだ買えるうちに作ってみてくださいね!

 

美味しい豚ロースステーキ桃ソースで、皆さまに笑顔になってもらえますように!!