ちかげさんに聞く2022年のりんご栽培は?
皆さま、店主の茶野です。
りんごのフェアが始まり1週間。
一番人気はやはり紅玉りんごを使う商品です。
10/4~11月初旬(りんごがなくなり次第終了)
「ちかげの林檎園BIG APPLEフェア」
青森県弘前から届くちかげさんの完熟蜜入り紅玉りんごを使うベーグル、サンド&焼き菓子のフェアです。
今年のりんご栽培について、ちかげさんに伺いました。
○2022年今年の特徴!
とにかく8月の大雨と9月の高温がポイント!
大雨と高温で熟期がやや遅れました。
その反面、りんごは大きく育ちました。
紅玉には酸味の中にしっかり甘味も感じられる仕上がりになりました。
○苦労したこと!
.5月の霜被害と8月の大雨。
近年では定番になってきている春の霜被害。
今年も被害にあってしまい、紅玉には果面にサビといわれるカサブタのようなものが付いてるのが多くなってしまいました。
ただ味には影響しないので、しっかりとした紅玉の味を楽しんでもらえるとのこと。
また、8月の大雨により、病気から守る薬が流されてしまい、炭疽病に多くかかってしまいました。
9月の上旬に被害が多く見えるようになり、泣く泣く沢山のりんごを摘み取り廃棄しました。
○今までの努力の成果が見られたこと!
.紅玉は樹齢が経つにつれて、樹が弱りやすく、りんごの大きさも小さくなっていきます。
それを防ぐ為に、冬の間の剪定作業で樹勢コントロールをするのですが、丁寧に剪定をする事で毎年大きい紅玉が獲れるようになりました。
自然相手のりんご栽培。
今まで経験したこともないような異常気象にも向かっていかなければならない。
りんご栽培で生計を立てているということを考えると、胃が痛くなるようなことも多々あるんだと想像します。
そんな中でも、どんな条件の中でも、今年もちかげさんのりんごは最高に美味しいです!
その美味しさを私たちがさらに伝えることができるように、頑張ります。