小さな頃に母親と一緒に作ったクッキー。
その時の型を使うヨーロッパで出会ったジンジャーブレッドを焼いています。
皆さま、店主の茶野です。
いよいよ明日が最終日。
12/6(火)~11(日)
Xmas焼き菓子フェア「クッキーの週」
日々のコーヒータイムに寄り添う素朴なクッキーを8種類焼きます。
今日はジンジャーブレッドのおはなし。
ジンジャーブレッドとは生姜を使う洋菓子のこと。
クッキーもそうだし、ケーキもあります。
さまざまな型のジンジャークッキーは、ツリーのオーナメントとして飾り付けするのもクリスマスのお楽しみ。
前職時代にヨーロッパにこの時期に行くと、ホテルのロビーはジンジャークッキーで飾られたクリスマスツリーや、
ヘクセンハウスというジンジャーブレッドのミニチュアハウスがあり、それを見るのが楽しみでした。
1月になるとそれらのオーナメントやヘクセンハウスをもらって、食べたこともあります。
なのでクリスマスの時期といえば、ジンジャーブレッド!
ベーグルカンパニーのジンジャーブレッドは、ロンドンで食べたイメージを大事に作っています。
スパイスがしっかり香るけれど、重すぎない。
スパイスを効かせるために、食感は軽めに、バター感も控えめに。
でもパサパサしないように。
今回使うのは、私が4歳くらいの時から使っているクッキーの抜き型。
通っていた幼稚園では市販のお菓子はNGでした。
母親とクッキー、パン、ドーナッツ、ケーキやワッフルを良く作っていました。
子どもの頃、クッキーを抜いていくのは最高の楽しみでした。
母親が伸ばした生地を、「粉を型につけると抜きやすいからね。色々な形を満遍なく抜いてね。生地が残らないように上手に抜いてね」と教えられたことは覚えています。
今見るとレトロな型なので今までお店で使ったことはありませんでしたが、今となってはこのレトロ感が逆に新鮮!
今回は使っていませんが、動物の形の型もあるので、いつかどこかで使いたいです。
私にとっては思い出の塊のようなジンジャーブレッド。
皆さまが食べるときに、今回のお話しでさらに楽しく食べれますように!