手作りのものに楽に作れるものはなし!

それぞれの焼き菓子に、それぞれの作る大変さがあります。
だから喜んでもらえると最高に嬉しい焼き菓子フェア。

皆さま、店主の茶野です。
焼き菓子フェアが始まり、焼き菓子作るのも大好き!と改めて思っています。

 

お店を始める前から焼き菓子はずっと作っていたので、ベーグル屋を開業した時もいつか焼き菓子を作りたいと思っていました。
でもまずはベーグルで信用を得てから、徐々に始めていこうと。
どれもこれもではなくて、ひとつの事がしっかり基軸ができてから他のことも着手したほうがいいんだろうなと思い、始める時期を待っていました。

 

クッキー、シフォンなどから徐々に始めると、ありがたいことにリピートいただけるようになりました。
それから、本当に徐々にという感じで、レパートリーを増やしていきました。
スタッフAKIがパティシエ出身で、お菓子作りができるということも大きなポイントだと思います。

 

徐々に、シフォン、プリン、チーズケーキ、マドレーヌなども作るうちに、パティスリーではない素朴な焼き菓子のニーズがあるんだということに気づきました。

 

そして、2019年から始めたXmas焼き菓子フェア。
各週で色々な焼き菓子を作るフェアです。
素朴な焼き菓子が好きな方に、
ベーグルした食べたことのない方にも、
私たちが手作りする焼き菓子を食べて喜んでもらいたいと企画しています。

 

しかし、焼き菓子フェアが始まると、、
右腕が痛い。
マフィンは朝焼くので、開店前は時間との戦い。
クッキーは焼いて袋詰めがあるので、営業時間内に仕事が終わらない!!
当たり前ですよね、焼き菓子専用スタッフがいるわけではなくて、いつもの私たちがベーグルを作って焼き菓子も焼くので(笑)

 

ベーグルを焼いて作った後に、焼き菓子を仕込んで焼いて、袋詰め。
袋詰めに伴う原材料シール作り。
たくさんの型を洗うこと。
毎週POPを書く。

 

焼き菓子を作る専用の機械がないので、全て自宅で作るような手作り。
ハンドミキサーがあるだけと言えばわかりやすいでしょうか。
ハンドミキサーで作るので、つきっきりです。
ハンドミキサーの振動や、最後に粉を混ぜるときの生地の抵抗が、量が多くなってくると体にこたえます!

 

何よりも、、、生地仕込んで焼いた後の袋詰めー。
計量しながら袋に入れて、シリカゲル入れて、ビニタイでくるくる巻く。
ベーグルにはない作業です。
地味に時間かかります。
一人でやっていると2時間くらいかかることもあります。

 

ベーグルも焼き菓子もダブルでやるのは大変だけれど、その大変さを吹き飛ばすのが皆さまの笑顔。
美味しかったよーという言葉。
やっぱり一番嬉しいのは、皆さまが喜んでくれることです。
自己満足で作っているのでないわけで、皆さまのお役に立てるために作っているのだから。

 

12/13からはケーキの週。
ケーキも皆さまに喜んでもらえますように!!