万福寺人参を使う理由

地産地消の取り組み、万福寺人参。
生田緑地とのご縁が、万福寺人参とのご縁に。

皆さま、店主の茶野です。
地元の伝統野菜「万福寺人参」、ご存じですか?
今日のお話しは、万福寺人参を使う理由について。

川崎の伝統野菜「万福寺人参」をサンドやキャロットケーキに。
甘くて味が濃い万福寺人参の美味しさを届けます。
この素晴らしい人参を次の世代に!

 

お店で万福寺人参の話をすると、ほぼ知らない方ばかり。
その率99%!
知っている方は、以前お店で食べたことのある方。

 

かくいう私も数年前までは知りませんでした。

 

万福寺人参という言葉を聞いたのは、2016年。
生田緑地に出店を開始した時の事です。

 

当時生田緑地の副館長のポジションだったTさんから、万福寺人参のことを教えてもらいました。
Tさんからは、とても可愛がってもらいました。
イベント販売のことを知らなかった私に、売り方や声のかけ方を教えてもらっただけではなくて、販売の声かけもしてくれました。

 

万福寺人参という素晴らしく美味しい人参があること。
幻になりつつあること。
栽培している農家さんも限られているから、ぜひ見つけて使ってみたらどうか。

 

生田緑地とのご縁、そしてTさんとの出会いが、今の万福寺人参とのご縁です。

 

一生懸命調べて、
作っている農家さんも調べて、
その農家さんにアプローチして、
やっと栽培してもらえることになって。

 

そういう積み重ねがあり、この時期になると万福寺人参を使っています。

 

万福寺人参を使い始めた2017年は、誰も知らなく。
お店もインスタやblogなどやっていなく、発信もしてませんでした。

 

それが、少しずつ。
本当に少しずつ皆さまに食べていただけるようになりました。
続けることって本当に大切ですね。

 

受け取りに行く時間を捻出しながら続けている万福寺人参。
きっかけを作ってくれたTさん、
今栽培してくれている農家さん、
人参が美味しいと言ってくれる皆さま。
そういう方々のためにも、今年も、そして今後も万福寺人参を使い続けていきます!