XMAS焼き菓子フェア「ショートブレッド」のお話し

さくさく、ほろほろの食感。
バターの風味豊かな冬に食べたくなるクッキー。

おはようございます。
店主の茶野です。

 

11/28(火)~12/10(日)
Xmas焼き菓子フェア「クッキーとスコーンの週」
日々のコーヒータイムに寄り添う素朴なクッキーを8種類ほど。
ざくざくスコーンを2~3種類焼きます。

※期間途中なくなり次第終了のものもありますので、気になるものはお早目にご予約ください。

 

昨日から「クッキーとスコーン週」がスタートしました。
クッキーは1か月くらい日持ちがするのと、一袋に何枚か入っているために一度に食べなくてよし。
数種類買って下さるお客さまも、けっこういらっしゃいます。

 

昨日の一番人気は「ショートブレッド」。
クッキーの王様ですよね。

 

小麦粉、バター、砂糖の3つが主な材料。

 

ショートブレッドの「ショート」は食感がさくさくという意味。
「ブレッド」は焼き菓子という意味です。
スコットランドの伝統的な焼き菓子です。

 

ショートブレッドは冬が美味しいと思います。
バターをたっぷり使うので、バターが冷たいうちにオーブンに入れることができます。
そのため、バターの味わいをそのままクッキーに封じ込めることができます。
クッキーが美味しくできるか、ちょっとくどい味になるかの違いは、バターの扱いがポイントのひとつです。

 

さくさく食感になるように、バターはクリーミングしないで粉の中でさらさらの状態で混ざるようにします。
生地作りは、さらさら生地を最小限にまとめてから伸ばします。
実はまとめ具合が秘訣です。
一番最初に自宅で作った時は、さらさらさせすぎて、一向にまとまらなく、かえって時間がかかりました。
まとめすぎると、バターのくどさが出てしまいます。

 

どのクッキーにもいえることですが、生地の色を見ながら手早く伸ばして型抜きしています。

 

そしてもうひとつ大切なのが、焼き加減。
型抜きした端っこがうっすらきつね色になってきたら、焼きあがり。
そのまま天板に乗せておくと、色が入っているためにすぐに冷たい天板に移します。

 

ショートブレッドはバターの香りが大切で、焼き加減が進んでしまうとバターの香りが隠れてしまいます。
イギリスで食べたショートブレッドは、生かー!というくらいウエットな焼き加減のものもありました。
バターの味わいが強すぎても、胸焼けしてしまい、たくさん食べれません。

 

ベーグルカンパニーのショートブレッドは、何枚でも食べれる胸焼けしないショートブレッドです。
寒い時期に、アッサムで煮だした濃いミルクティーと一緒に食べたら気分はGreat Britainです!

 

ベーグルカンパニーのショートブレッドをぜひ食べてみてくださいね。